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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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<   2012年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ノヴォシビルスク:第5回シベリア国際バレエ・フェスティバル

2012年3月14日~4月4日まで、ノヴォシビルスク国立劇場にて第5回シベリア国際バレエ・フェスティバルが開催されます。今までは5月開催だったのですが、一気に早まりました。また、連日の公演が少ない代わりに開催期間も長くなっています。遠方に在住している身としては、短期集中の方が助かるのですが、現地の人にとっては貴重なイベントではないかと思います。

http://www.opera-novosibirsk.ru/announces/index.php?rnw-a:e=4&rnw-a:id=1177

3月14日(水)18:30~『ラ・シルフィード』
3月15日(水)18:30~『ラ・シルフィード』

※モスクワ音楽劇場バレエによる公演

3月17日(土)18:30~『現代バレエの夕べ』
3月18日(日)18:30~『現代バレエの夕べ』

ナ・フローレスタ、ポル・ヴォス・ムエロ、小さな死、6つの踊り
※モスクワ音楽劇場バレエによる公演

3月20日(火)18:30~『スパルタクス』
スパルタクス:イワン・ワシーリエフ(ミハイロフスキー劇場)

3月22日(木)18:30~『バヤデルカ』
ソロル:イワン・ワシーリエフ(ミハイロフスキー劇場)

3月25日(日)18:30~『ショピニアーナ/カルメン』
カルメン:アンナ・ジャロワ(ノヴォシビルスク・バレエ)
ホセ:イーゴリ・ゼレンスキー(ノヴォシビルスク・バレエ)

4月3日(火)18:30~『海賊』(新制作)
4月4日(水)18:30~『海賊』(新制作)

by jicperformingarts | 2012-01-29 18:06 | フェスティバル情報 | Comments(0)

2012.01.27 ルーセント劇場:「シルヴィ・ギエム 6000マイル彼方」

アエロフロートでバレエ巡り~ハーグ編~

アエロフロートを使って「モスクワ+ヨーロッパ一都市バレエ旅行」を推奨してみる企画第二弾はハーグです。今回使った空港はアムステルダムですが、元々アムステルダム-ハーグ間の鉄道路線上に空港があるので、空港からハーグ中央駅まで直行できて所要時間は30分くらいです。ハーグ旅行の目的は「Holland Dance Festival」。ヨーロッパはコンテンポラリー・ダンスのフェスティバルが本当に多く、どこか行ってみたかったので決行しました。もちろんオランダ国立バレエ、NDT、スカピノ・バレエ・ロッテルダム等、レベルの高いカンパニーが沢山あるようなので、オランダもいいなあと思いました。


この日鑑賞したのは「シルヴィ・ギエム 6000マイル彼方」です。サドラーズ・ウェルズとギエムのプロダクションとパンフレットに記載されています。6000マイル彼方の国とは日本のことで、2011年3月の東日本大震災の被害者に捧げた作品とのことです。と言っても、震災を前面に出したプログラムではありませんが、ダンサーと観客の距離感があり、それが「どんな悲劇が起こってても6000マイル離れてたら届かない」というメッセージにも感じました。メッセージの受け手がヨーロッパということもあるのか、「ボレロ」のような作品は持って来ていません。

第一部はまずフォーサイス振付の「Rearray」マッシモ・ムッルとのデュオです。テクニックはクラシック寄りなのでパ・ド・ドゥといってもよさそうですが、感情の応酬のようなものはなく、ストップ・モーションの連続が淡々と続いて、これまたクールなサポートの反復で幕…という感じです。
何よりもまずギエムのコントロールされたテクニックに釘付けです。グワッと音がしそうなディベロッペを見慣れた眼には、エネルギーの発散が全然見えない急ブレーキのような静かなムーブメントが新鮮です。次の動きにエネルギーを一切引きずらない、慣性の法則って何だっけ…と言いたくなるような、研ぎ澄まされたテクニックでした。
ムッルはかなり久々にみましたが。肩下まである巻き毛をハーフアップという、イケメンのみに許される髪型です(笑)踊りは、パワー勝負というより、流麗な感じでしょうか。

そして次がキリアン振付の「27’ 52“」。NDTのNatasa NovotnaとVoclav Kunesが踊りました。先ほどの「Rearray」とはまったく異なり、今度は典型的コンタクト・インプロヴィゼーションというか、動きと動き、ダンサー間の相互作用で構成される作品です。こちらも、とても静かな作品で、ダンサーのエネルギーも波紋のように反復を繰り返しながら小さくなって、観客に届く前に消えてしまいます。
冒頭、女性ダンサーは赤いタンクトップを着ていましたが、途中で脱いで、男性ダンサーとまったく同じ衣装になって踊り続けます。肌色のレオタードを下に着込んでるとかそういう生ぬるいことはしないんですね…。

最後がエック振付の「Bye」です。舞台中央にドア位の大きさのパネルがあり、このパネルに様々な白黒映像が映し出されます。ギエムの顔の超アップから始まり、全身にどんどんカメラを引いて行ったあと、パネルの後ろに隠れているギエム本人が現れて、生身と映像が交錯します。その後パネルには男性や犬などが映し出されて、最後には5~6人の人々が現れ、ギエムもそこに吸い込まれて幕、となります。
映像芸術を語るときに欠かせない理論の一つにロラン・バルトの「明るい部屋」がありますが、この理論をざっくりいうと写真に映るのは「かつてあったもの」であり「失われてもうないもの」です。なので、どこかユ-モラスな振付ながら、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ、そしてギエムの表情とのあいまって、泣き笑いを誘うような作品だと思いました。観客としての私個人の経験による解釈ですが、失われてしまった人やものの楽しかったことを思い出して笑ってから、そっかもうないんだっけ、思ってしまう感覚を思い出します。
by jicperformingarts | 2012-01-28 18:23 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

【キャスト等詳細】第30回シャリアピン記念オペラ国際フェスティバル

2月1日~2月17日に、タタール国立劇場(カザン国立歌劇場)にて、第30回シャリアピン記念オペラ国際フェスティバルが開催されます。タタール国立劇場は、ロシア連邦内のタタールスタン共和国の首都カザン(モスクワから東に800㎞ほど)にあるオペラハウスです。日本ではあまり知られていない劇場ですが、毎年大規模なヨーロッパ・ツアーを行っており、とても高い水準にあります。また、ロシアの伝説的な歌手、シャリアピンが生まれ育ち初舞台を踏んだ歌劇場ということで、彼の名を冠したオペラの国際フェスティバルになっています。
今年のキャスト発表は、キリル語表記のみで所属が記載されていないので、一部、定訳がおかしいところがあるかもしれません。また、同劇場のオフィシャルHPでニュ-スとしてフォローされていない演目については昨年のキャスト情報をもとに一部補っているので、もしかしたら情報が古い箇所があるかもしれません。

http://www.kazan-opera.ru/afisha/?arrFilter_pf[TYPE]=&arrFilter_pf[DATE]=&set_filter=Y

2月1日(水),2日(木),3日(金) 「エフゲニー・オネーギン」 (新制作)
オネーギン:ウラジーミル・マロース(マリインスキー劇場) or アンドレイ・グリゴリエフ
タチヤナ:アマーリヤ・ゴゲシヴィリ(モスクワ音楽劇場)or エカテリーナ・ゴンチャロワ
オリガ:エレーナ・マクシーモワ or エカテリーナ・セルゲーエワ
レンスキー:セルゲイ・スコロホードフ(マリインスキー劇場) or ドミトリー・クジミン(キエフ国立歌劇場)

指揮:レナート・サラヴァトフor ミハイル・プレトニョフ

2月5日(日) 「蝶々夫人」
蝶々さん:イ・シシェン(ドイツ)
ピンカートン:ドミトリー・ポルコピン

指揮:レナート・サラヴァトフ

2月7日(火) 「ランメルモールのルチア」
ルチア:オリガ・プドワ(マリインスキー劇場)
エドガルド:チンギス・アユシェーエフ(モスクワ音楽劇場)
ヘンリー:スタニスラフ・トリフォノフ(ベラルーシ国立劇場)

指揮:レナート・サラヴァトフ

2月8日(水) 「リゴレット」
リゴレット:ヴァレリー・アレクセーエフ(マリインスキー劇場)
ジルダ:エカテリーナ・シウリナ(USA)
マントヴァ公爵:アフメド・アガディ(マリインスキー劇場)

指揮:マルコ・ボエーミ(イタリア)

2月9日(木) 「椿姫」
ヴィオレッタ:アマーリヤ・ゴゲシヴィリ(モスクワ音楽劇場)
アルフレード:セルゲイ・スコロホードフ(マリインスキー劇場)

アラ・モスカレンコ (キエフ国立オペラ)

2月10日(金)「セビリアの理髪師」(演奏会形式)
ロジーナ:エレーナ・マクシモワ
フィガロ:ウラジーミル・マロース(マリインスキー劇場)
アルマヴィーヴァ伯爵:ダニール・シュトーダ (マリインスキー劇場)
バルトロ:エフゲニー・スタヴィンスキー

指揮:マルコ・ボエーミ(イタリア)

2月11日(土)「アイーダ」
アイーダ:アンナ・マルカロワ(マリインスキー劇場)
ラダメス:アフメド・アガディ(マリインスキー劇場)
アムネリス:エカテリーナ・セメンチュク(マリインスキー劇場)

指揮:マルコ・ボエーミ(イタリア)

2月12日(日)「カルメン」
カルメン:アンジェリーナ・シュバチカ(キエフ国立歌劇場)
ホセ:アフメド・アガディ(マリインスキー劇場)
エスカミーリョ - エドゥアルド・ツァンガ(マリインスキー劇場)
ミカエラ: ユリヤ・サヴラソワ

指揮:レナート・サラヴァトフ

2月13日(月)「ボリス・ゴドゥノフ」
ボリス:ルネ・パーペ(メトロポリタン歌劇場)
クセーニャ:ヴェネラ・ギマディエワ(ボリショイ劇場)
シュイスキー:アレクセイ・ステブリャンコ
マリーナ:イリーナ・マカロワ
僭称者:ドミトリー・クジミン(キエフ国立歌劇場)

指揮:レナート・サラヴァトフ

2月14日(火)「The Enchanted Wanderer」(カザン初演)
グルーシェンカ:クリスチーナ・カプスチンスカヤ(マリインスキー劇場)
フリャーギン:セルゲイ・アレクサシキン(マリインスキー劇場)
公爵:アンドレイ・ポポフ(マリインスキー劇場)
マリインスキー歌劇場付属コーラス及び管弦楽団

指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ

2月16日(木)、17日(金) 「ガラ・コンサート」
詳細未定
by jicperformingarts | 2012-01-26 06:39 | フェスティバル情報 | Comments(0)

2012年ゴールデン・マスク賞(ノミネート公演予定)

 舞台芸術に関してロシアでもっとも権威あるといわれる「ゴールデン・マスク」賞ですが、3~4月(マリインスキー・オペラは2月下旬)にノミネート公演を行いますので、オペラ・バレエ関連に絞ってご紹介します。
ノミネート作品についてはこちらをご参照ください。)。個人的には、3月31日のペルミ国立バレエの「ВИДЕТЬ МУЗЫКУ」(ダグラス・リー振付)、4月9日のモスクワ音楽劇場バレエ「人魚姫」(ノイマイヤー版)、4月12日のノヴォシビルスク国立バレエ「カルメン」(プティ版、ゼレンスキー出演)あたりが気になるところです。

http://www.goldenmask.ru/afisha.php

2月24日19:00~ 於:ボリショイ劇場本館
マリインスキー・オペラ「死せる魂」

2月25日19:00~ 於:ボリショイ劇場本館
マリインスキー・オペラ「死せる魂」

2月28日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
ボリショイ・バレエ「ヘルマン・シュメルマン」「レマンゾ」「CINQUE」

3月14日19:00~ 於:シアター・センター<ナ・ストラースノム>
シェフチェンコ記念ハリコフ劇場 「ヴォツェック」
※ノミネート公演ではありません。

3月18日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
ボリショイ・オペラ「金鶏」

3月20日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
ボリショイ・オペラ「金鶏」

3月30日19:00~ 於:ノーヴァヤ・オペラ
ペトロザヴォーツク音楽劇場オペラ「ブラック・チキン」

3月31日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
ペルミ国立バレエ「ВИДЕТЬ МУЗЫКУ」
(Seeing the Music 位の意味です)

4月2日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場
ミハイロフスキー・バレエ「眠れる森の美女」

4月2日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
カザン国立歌劇場 「ランメルモールのルチア」

4月3日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場
ミハイロフスキー・バレエ
「プレリュード」「ドゥウェンデ」「NUNC DIMITTIS」

4月4日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場
ミハイロフスキー・オペラ「ラ・ボエーム」

4月4日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
マリインスキー・バレエ「ル・パルク」

4月5日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
マリインスキー・バレエ「ル・パルク」

4月6日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場
モスクワ音楽劇場バレエ「ポル・ヴォス・ムエロ」

4月6日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
マリインスキー・バレエ「SIMPLE THINGS」「WITHOUT」「ラビリントス」

4月7日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場
モスクワ音楽劇場オペラ「ホフマン物語」

4月8日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
ボリショイ・バレエ「幻滅」

4月9日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場 
モスクワ音楽劇場バレエ「人魚姫」

4月9日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
ボリショイ・バレエ「幻滅」

4月10日19:00~ 於:プーシキン記念劇場
スミルノフ・エキセントリック・バレエ(エカテリンブルク)
「Kreis」

4月11日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
エカテリンブルク国立オペラ 「三つのオレンジへの恋」

4月12日19:00~ 於:モスクワ音楽劇場
ノヴォシビルスク国立バレエ「カルメン」

4月13日19:00~ 於:ボリショイ劇場新館
アストラハン国立オペラ「蝶々夫人」

4月13日19:00~ 於:メイエルホリド記念センター
サンクト・ペテルブルク国立児童音楽劇場“ザゼルカーリエ”
「ペテルブルクからミルゴロドまで」

4月14日14:00~ 於:サッツ記念児童音楽劇場(モスクワ)
サッツ記念児童音楽劇場「三つのオレンジへの恋」 

4月14日19:00~ 於:メイエルホリド記念センター
<ザゼルカーリエ>「ペテルブルクからミルゴロドまで」

4月15日19:00~ 於:メイエルホリド記念センター
カンパニー”ダイアログ・ダンス”、コストロマ、”Zerogrammi”(イタリア)
「Punto di fuga」
by jicperformingarts | 2012-01-24 10:53 | フェスティバル情報 | Comments(0)

ペテルブルク:「2つの首都のバレエ・スターたちによるガラ」

2012年2月17日に、サンクト・ペテルブルクのコンサート・ホール<オクチャブリスキー>にて、「2つの首都のバレエ・スターたちによるガラ」と題した催しが企画されています。ルジマトフ、ゼレンスキーが出演を予定していたりと豪華なので、概要をご紹介します。チケット代は800~3500rub (約2000~8750円)とのことです。

http://www.bkz.ru/about_action.html?id=545

「海賊」よりパ・ド・ドゥ
イーゴリ・ゼレンスキー&ナタリア・ソモワ
(モスクワ音楽劇場)

「ラジオとジュリエット」より
デニス&アナスタシア・マトヴィエンコ
(マリインスキー劇場)

「グラン・パ・クラシック」
ヴィクトリア・テリョーシキナ&ウラジーミル・シクリャロフ
(マリインスキー劇場)

「パリの炎」
「セレナーデ」よりパ・ド・ドゥ
イワン・ワシーリエフ&ナタリア・オシポワ
(ミハイロフスキー劇場)

「スパルタクス」よりアダージョ
「«Dos que quieren»」(二つの願い、という意味だそうです)
イリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフ
(ミハイロフスキー劇場)

「ラ・シルフィード」よりパ・ド・ドゥ
クリスチーナ・シャプラン&セミョーン・ヴェリチコ
(モスクワ音楽劇場)

「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ
エカテリーナ・クルィサノワ&ヴャチェスラフ・ロパーチン
(ボリショイ劇場)

「白鳥の湖」よりパ・ド・ドゥ
アリーナ・ソモワ&イーゴリ・コールプ
(マリインスキー劇場)

「ボレロ」
ファルフ・ルジマトフ
by jicperformingarts | 2012-01-23 12:10 | イベント・ゲスト情報 | Comments(0)

HP更新記録(2012.01.22):2月公演予定

モスクワ2月公演予定を更新しました。
サンクト・ペテルブルク2月の公演予定を更新しました。


 現在、JIC旅行センターでは「ロシア・バレエ 劇場バックステージツアー」という、マリインスキー劇場等のバックステージー・ツアーを含むサンクトペテルブルク劇場見学3泊4日のプランを企画しています。 3月31日出発までの手配を承っているのですが、個人的にねらい目だなと思う日程を挙げてみます。

 ①基本的に、土・日が鑑賞可能日となりますが、3月11日(日)には「シュラレー」が上演されます。3月10日(土)のマリインスキー劇場の公演の有無は未定ですが(公演は多分あるでしょうかオペラの可能性が高いです。)、少なくともミハイロフスキー劇場で「チッポリーノ」が鑑賞できます。「シュラレー」という作品は日本で上演される可能性は低いものの、音楽がどこか日本的で非常に面白いので、一見の価値はあります。また、ペテルブルクの前にモスクワに寄って、ボリショイ劇場で「海賊」(復元版で長いので、一般受けは微妙ですが…)や、モスクワ音楽劇場で「シンデレラ」(これはゴージャスなプロダクションに慣れた日本人から見てもとても美しい美術がオススメです。)を鑑賞することもできます。
 ②また、その次の週は春分の日とつなげられて社会人には助かる日程です。3月17日(土)に「せむしの仔馬(イワンと仔馬)」、3月18日(日)に「フォーキン・プロ」がマリインスキー劇場で予定されています。が、しかしこのプロには「シェヘラザード」が組まれていないのが惜しいところです。
 ③その後はマリインスキー国際バレエフェスティバルで興味深いのですが、フェスティバルを理由にマリインスキー劇場でのバックステージ・ツアーができない可能性もあるので、ややリスキーかなと思います。
 もちろん実現するなら③のマリインスキー国際フェスティバルのタイミングなのでしょうが、総合的に(でも独断で)判断すると、①の日程で日本では観れない作品を堪能してくるのが無難に楽しめるのではないかと思います。 
by jicperformingarts | 2012-01-22 07:21 | HP更新記録 | Comments(0)

2012.01.05  氷上ミュージカル「眠れる森の美女」(スポーツ宮殿"ルジニキ")

ポスターに派手に掲載されたスルツカヤの写真に惹かれてふらっと行ってみたのですが、オーロラ役ではなくカラボス役でした。
かなり久々にスルツカヤを見ましたが、三回転ジャンプはなく、二回転のみでした。でも完全に流れの中でダンスと一体化してました。お子様向けというのもありますが、邪悪さはそれほど強調されず、かっこよさを目指したような演出です。オーロラ姫が倒れた後、カラボスが空中吊り輪に乗ってましたが、両手を離したりしてかなりアクロバティックだったので、このパートはスタントだったのかもしれません。

音楽は、「眠れる森の美女」の他、「くるみ割り人形」のあし笛や、「白鳥の湖」のマズルカ、ブラック・スワン、あとチャイコフスキーのシンフォニーも使われていましたが、一応オールチャイコフスキーです。音楽は、ミュージカル風にアレンジされてロシア語の歌詞もつけられていますし、本物の馬に引かれた馬車が登場するなど、かなり手は込んでいます。
お話はディズニー準拠で王子の名前はフィリップ(突然白馬に乗って登場)ですし、オーロラ姫が眠りにつく前に二人は出会ってお互い一目ぼれしています。
振付はタチヤナ・タラソワですが、サーカス的な要素もふんだんに盛り込まれています。空中吊り輪や手にスケートブレードをつけたカエルも登場します。またバックフリップを連発している人もいて、アマとは違うテクニックはすごかったです。
それでも、ジャンプはフィリップの父王がトリプルループを飛んでいた位です(フィリップはトリプルサルコーを跳ぼうとして途中で開いちゃったような感じでした。)。道化の人はこれでもか!というくらいダブルアクセルを跳んでいましたが、やはり若さという年齢制限のあるアマチュア選手の身体能力はすごいなと思いました。

オーロラ姫は、モスクワでトレーナーを務めている方のようです。それ以外のスケーター達ですが、「眠れる森の美女」の登場人物にはカップルが多い都合上、ペア畑から人材を集めているようで、スロージャンプ、ツイストなどがてんこもりでした。また、愛の妖精(バレエではリラの精)役の方は背中がとても柔らかく、レイバックスピンから減速しないでそのままビールマン・スピンしていたりして、上手だなあと思いました。
by jicperformingarts | 2012-01-14 10:16 | 公演の感想(その他) | Comments(0)


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■コンサート
モスクワ音楽堂
チャイコフスキー記念モスクワ・コンセルヴァトーリア
チャイコフスキー記念コンサート・ホール(*Moscow Philharmonic Society)
ボリショイ・ザール(*マールイ・ザールと共通)

■その他(編集中)
サンクト・ペテルブルク国立児童音楽劇場
アレクサンドリンスキー劇場
マールイ・ドラマ劇場
ヴォルコフ・ドラマ劇場(ヤロスラヴリ)

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