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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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2010.12.31 ノヴォシビルスク国立劇場『くるみ割り人形』

エカテリーナ・リーホワ
イワン・クズネツォフ
タチアナ・ゴロホワ
ミハイル・ケメロフ


 寒い時に寒い所第二弾です。ノヴォシビルスクは、前日のオムスクから夜行で8時間程度のいい距離にあります。-30℃近かったですが、駅からメトロでほぼ通りを歩かずに劇場まで辿りつけるので、それほど苦痛ではありませんでした。

 2年前の年末年始にもこのバレエ団の「くるみ割り人形」を観ていましたが、今回はセカンド・ソリスト級として名前はちらほら聞いていた方の主役デビューが盛りだくさんでした。ソリストが順調に育っていますってことでしょうか。

 この演出では、マリーとくるみ割り人形、金平糖の精と王子、という2つのペアが主役になります。
 また、くるみ割り人形というと、王子以外のダンサーが踊る場合はキャラクター系(いわゆる三枚目系)のことが多いですが、このバレエ団ではお菓子の国の騎士様という位置づけなのか、王子様系のダンサーが踊ります。この役デビューだったミハイル・ケメロフは初見です。脚にはしっかり筋肉がついていますが、あっさりした顔と全身のバランスの良さのおかげか、それほどムキムキには見えません。跳躍も、なかなかきれいです。
 なお、マリーはタチアナ・ゴロホワでしたが、こちらは思ったより小柄なんだな~位で、パフォーマンスそのものには強烈な印象はありませんでした。
 
 そしてもう一方の主役カップルは、エカテリーナ・リーホワとイワン・クズネツォフです。リーホワも小柄な方ですが、筋肉質でよくしなる、カッコイイ系の脚が魅力です。ソロでは回転が特に怪しかったですが笑)、この日がデビューだったようなので、これからに期待です。
 クズネツォフは、モスクワ音楽劇場期待の若手だっただけあって、ザンレールが鮮やか!です。  また、二幕のアダージョでは金平糖の精がカヴァリエール4人とクズネツォフにかわるがわる後ろ向きに軽く飛び込みながらリフトされるところは、全てスパッと決まってました。リーホワが軽くて自立した踊りなのか、コンスタントにサポート上手い男性ソリストを揃えているのか、いずれにしても、バレエ団のレベルの高さが垣間見えるパートでした。
 
 その他、チャイナを踊ったオレグ・ボンダルチュクのバネが驚異的でした。それから、花のワルツのソリストに、スタイルはそれほど良くないけれど見せ方をよく心得たお嬢さんがいて、これからも新しいソリストが育っていきそうな予感です。

 公演後は、とても市内をブラブラする気温でも気分でもなかったので、駅の待合室で数独をしながら時間をつぶします(ロシア人はSUDOKUが好き)。カウントダウンは待合室で一人でか…と覚悟していたのですが、駅の職員さんたち(仮装している人多数)がクリスマス・ツリーの周りに集まってワイワイしていたので、それほど寂しくなかったです。シャンパンとみかんとご相伴にあずかりました。
by jicperformingarts | 2010-12-31 11:30 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

12/30 オムスク国立音楽劇場 『ニューイヤー・ガラ』

 寒い時に寒い所へ三連発です。最初は西シベリアの都市オムスクです。と思ったら、飛行機が2時間半遅れたため、第一部が終わる頃に劇場に着きました。幕間はシャンパン・サービスの他、会場に設置されたミニステージのジェッド・マロース(ロシアのサンタクロース)と雪娘を中心に、観客みんなで飲めや歌えや踊れや状態でした(笑)

 ニューイヤー・ガラということで、詳細な内容は全く分からないまま行ったのですが、司会と5人のバニーボーイ(卯年ですから)が進行役で、歌を中心に短めの出し物をつないでいくのですが、歌謡ショーっぽいというか、お茶の間的です。
 鑑賞した第二部だけでも10の演目があるので、印象に残っているものだけ感想を書きます。
 バレエ・ソリストがメインの演目はピアソラの「タンゴ」くらいでした。所属ダンサーのエレーナ・ゴロヴィナ、セルゲイ・フラギン、アンドレイ・マトヴィエンコが踊りましたが、ゴロヴィナはスレンダーな美人で、タンゴらしい艶もありました。男性陣2人は、どちらか分かりませんが、片方が空中での回転がぐ~らぐ~らしていました。
 会場が一番盛り上がっていたのが、ロシア民謡2曲でしょうか。民謡を歌うロシアのおじさんの声の伸びにはいつも圧倒されます。今回は、功労芸術家なので言わずもがなです。
 そして、ああ、ロシア…と思ったのが「ディベルディスマン」です。5~6人のブラスバンドですが、みなさん、優雅に正装しているのに、青色のラメ入りウサギのお面を頭に付けています。顔は隠れないように付けているので、神妙な顔とのコントラストがまたすごいです。特にティンパニの男性の首にはモールのレイが…。

公演後は、夜行列車に乗ってノヴォシビルスクに向かいます。-22℃位だったのでシベリア基準でそこまで気温は低くなかったですが、それよりも風が強いのが辛かったです。

PHOTO:JIC旅行センター
こちらは1/1にもう一度オムスクに立ち寄った際に撮影

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by jicperformingarts | 2010-12-30 18:30 | 公演の感想(コンサート) | Comments(0)

HP更新(2010.12.18):公演予定更新

1月のペテルブルク公演予定のページを更新しました。
1月のモスクワ公演予定のページを更新しました。
2月モスクワ公演予定のページを作成しました。
 

公演予定のページを色々更新しました。そもそもプレイビルの発表が遅れている劇場もちらほらありますが、
自分の作業が遅れがちなので、最新の情報にはまだ追いつけていません。
 全般にモスクワの方が情報が出るのが早いのですが、2月のパリ・オペラ座バレエ団のボリショイ劇場公演の日程も(かなり前から)発表されています。モダン、コンテンポラリーを中心に2プログラム組んでいますが、どちらもとても魅力的だと思います。が、チケット代は一体いくらになるのか…想像するだけでも恐ろしいです。
by jicperformingarts | 2010-12-18 18:31 | HP更新記録 | Comments(0)

ロシアの劇場のリンク色々

 自分の作業用にこのブログの右柱にリンク集を作っているのですが、久々にここを整理しました。行ったことのない劇場も多いので、正直レベルのほどがわからないところもあるのですが、ロシア国内のバレエ雑誌でよく見る劇場を挙げました。

ニジニ・ノヴゴロド国立劇場
http://www.opera.nnov.ru
人口も多くて歴史もあって、文化的水準も高い街です。
丘っぽくなったところにひっそり建つ、いい感じの佇まいだったので、いつか公演がある日にリベンジ訪問したいです。

チェリャビンスク国立劇場 
http://www.chelopera.ru/
何年かぶりに公式HPが復活していました。見つけた瞬間小躍りしました。ということで早速今月行ってきます。

サマーラ国立劇場
http://www.opera-samara.ru
サイトがリニューアルしてアドレスも変わりました。
よくバレエ雑誌でみかけるので、個人的に行ってみたい劇場NO.1です。

チュバシ国立劇場
http://opera21.ru/
サマーラもそうですが、モスクワ-エカテリンブルク間の南側は、群雄割拠状態です。ロシアの一部とはいえ共和国の首都だという矜持と、運動能力の高いタタール系の血を引いている、というのが要因ではないかと勝手に思っています。

コミ共和国オペラ劇場(スィクティフカル)
http://www.komiopera.ru/
上記の劇場群からはやや北に外れていますが、国立バレエ・アカデミーもあるので一度観てみたいです。HPは、イマイチ?な気もしますが…。

オムスク音楽劇場
http://www.muzteatr-omsk.ru/
偶然見つけたサイトです。実は今まで聞いたことがなかったのですが、写真を見る限りはしっかりしてそうです。ということで今月突撃訪問してきます。

パンフィーロフ・バレエ
http://www.balletpanfilov.ru/
劇場というハコではありませんが、エフゲニー・パンフィーロフという、非業の死を遂げたコンテンポラリー・ダンスの鬼才振付家が率いていたカンパニーです。

番外:旧ソ連つながりでアルメニア国立バレエ
http://www.opera.am/

番外:リヴィヴ国立オペラ劇場
http://www.lvivopera.org/
レベルの高さはよく耳にするのですが、公式サイトにはプレイビルが掲載されておらず、被害妄想でイヤガラセかと思ってしまいます。
by jicperformingarts | 2010-12-16 23:38 | Comments(0)

HP更新記録(2010.12.11):ペテルブルク1月公演予定


1月のペテルブルクの公演予定のページを作成しました。

サンクト・ペテルブルクの1月の公演予定のページを作成しました。1月10日までは冬休みなので、公演数が多くなっています。特に学校がお休みの子どもにあわせて昼公演が増えるのですが、昼公演は夜公演に比べてチケットのお値段も安く、しかも終演後もまだ周りが明るく、徒歩、公共交通機関を使って帰ることが出来て、送迎代を浮かすこともできます(逆に、夜公演だと、特にマリインスキー劇場は送迎なしだと怖いかな~と思います。)。ということでツーリストにとってもいい機会ではないでしょうか。
 マリインスキーでは『くるみ割り人形』について、バレエ・アカデミーによる、ザ・王道の古典バージョンと、美術を凝りに凝ったややキテレツな現代演出版の2通りが予定されています。なお、ミハイロフスキー劇場での『くるみ割り人形』は、実際公演を行うのはサンクト・ペテルブルク・アカデミー・バレエ(ペテルブルクの三~四番手)ですのでご注意ください。
by jicperformingarts | 2010-12-11 23:30 | HP更新記録 | Comments(0)

ユスーポフ宮殿:12月公演予定

 先日、サンクト・ペテルブルクで、念願のユスーポフ宮殿のプライベート・シアターの公演を鑑賞しました(その時の感想はこちら。写真もあります)。とても素敵な時間を過ごせたので、12月に予定されている公演をご紹介します。布教活動です。12月は公演数も比較的少ないし、子ども向けの公演がメインですが、結構凝った企画を組んでいるな、というのは伝わるかと思います。ただ、残念なことに見学ツアーはロシア語のみです。
 参照したのは以下のページです。

http://www.yusupov-palace.ru/afisha/afisha_3_ru.htm

なお、ユスーポフ宮殿の公式HPには英語版もあります。劇場のプレイビルは掲載されていませんが、ユスーポフ宮殿の基本情報は入手できます。

12月5日(日)19:00~
『チェーホフ・ヴォードビル集』

「熊」「プロポーズ」という一幕の戯曲を二本立てで上演。

12月11日(土)19:00~
『チャイコフスキー・コンサート』

第一部はピアノと声楽の小品集。幕間には宮殿内を散策することができます。その後、白の列柱大広間にて「エフゲニー・オネーギン」より有名なアリアをいくつか抜粋で上演します。

12月12日(日)17:30~
『宮殿の魔法の世界~ユスーポフ家の宝』(子ども向け)

絵画、楽器、陶磁器をはじめ、ユスーポフ宮殿の貴重なコレクションがどのように収集されたのか、
という視点での見学ツアー。プライベート・シアターでは、モーツァルトのオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」を上演(芸術学校に通う生徒らによる公演)。

12月25日(土)17:30~
『宮殿の魔法の世界~古い家の温かな光』(子ども向け)

ユスーポフ宮殿のハイライトでもあるクリスタルのシャンデリアの秘密や、紙や木でできた燭台をはじめ、照明器具に焦点をあてた見学ツアー。しめくくりには、プライベート・シアターで公演(演目は不明)の一部を抜粋で上演します。

「〇〇の間」等の部屋の表記については既に定訳があるかもしれないと思ったのですが、観光ガイドを見ても見つからなかったので、拙訳になっています。
by jicperformingarts | 2010-12-02 23:33 | ユスーポフ宮殿公演情報 | Comments(0)


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