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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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2007年 12月 26日 ( 1 )

12/26  ボリショイ・ドラマ劇場 「ドン・キホーテ」 (エイフマン・バレエ)

      ドン・キホーテ/ユーリ・スメカロフ 
      キトリ/ニーナ・ズミエヴェッツ
      バジル/アレクセイ・トゥルコ


 今日の演目も、古典バレエ「ドン・キホーテ」を「頭のおかしいおじいちゃんの妄想ワールド」に作り変えたものです。音楽の入れ替えが激しいので、元の場面を思い出しながら観ると楽しいです。精神病院の場面では、繰り返し“夢の場”の音楽が使われていて、その能天気さがおかしかったです。他にも、“ファンタンゴ”(第3幕)や“トレアドール”(第一幕)はドン・キホーテが踊ります。まぁまぁ彼の夢の世界なんですから華を持たせないとということでしょうか。見た目はクラシック版と同様、よぼよぼのメイクなんですが、踊りだすと結構超絶技巧がふんだんに使われてるので、「あれっ若い!」と思います。そんな彼を演じたのはスメカロフですが、もうちょっと不健康さが欲しかったような。
 一方、キトリは衣装もやってることも古典版とあまり変わりません。3幕のグラン・パもほぼそのままです。ズミエヴェッツは跳躍は大きいし、関節の可動域も広くて、舞台上で一際目を引きます。指先など細かいところはさておき、クラシックとしても充分見られるレベルです。
 でもバジルのトゥルコは連日の公演でお疲れだったのでしょうか、音楽に遅れ気味で残念でした。それでも狂言自殺の場面は面白かったです。
 それにしても、このカンパニーの公演を観ると、いつも群舞の持つエネルギーに圧倒されます。鬼才エイフマンの求心力でしょうか、優れた振付家が率いるカンパニーは、マリインスキーなどの大カンパニーにはないまとまりがあります。作品・群舞というハード的要素が抜群に優れているので、エイフマンはどの公演を見てもハズレにはなりません。今回はソリストがあまり良くなかったのでアタリではありませんでしたが(笑)1月4日にはミハイロフスキー劇場で「カモメ」が上演されるので、そちらを楽しみにしようと思います。
by jicperformingarts | 2007-12-26 19:00 | 公演の感想(バレエ)


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