ロシア:劇場のしおり |
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ウンディーナ/エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
マッテオ/ウラジーミル・シクリャーロフ ジャンニーナ/ナデジタ・ゴンチャル 海の女王/ヴィクトリア・テリョーシキナ 狙ってるわけではないのですが、よくこのカップルに当たります(笑)ほのぼの似たものペアで、観てて快いのでそれはそれでラッキーと思うことにします。オブラスツォーワは、元々この作品が彼女のために作られたバレエなので、さすがにピッタリでした。ふっくらしてるのに生身を感じさせないので、とんでもないことをやっても「まあ人間じゃないんだしね」と許してしまいます。死ぬ時も妖精らしくてよかったです。あまり断末魔すぎても別のドラマになってしまうので…。この生身を感じさせないところはテクニックの正確さによるところも大きいと思うので、以前のように登場するだけで会場がざわめく華やかさはなくなったものの、やっぱりマリインスキーにとっては貴重な人材であり続けると思います。 シクリャーロフはいまや若手の中ではピカイチなのね、と思いました。ヴァリエーションの最後で必ずぐらつくところはもったいないですが、跳躍も回転も華やかにみせてくれるので、会場も自然に湧いてました。 今日はミハイロフスキー劇場から移籍したエレーナ・エフセーエワのマリインスキー初舞台でしたが、2人のナイアード(水の精)の片割れで、キャスト表にも特にアナウンスがなく、控えめなお披露目でした。踊りそのものはちょっと慎重すぎるけど、悪くなかったです…が、その直後にテリョ-シキナの踊りだったので、今のところはエフセーエワをこれ以上高く評価は出来ない、と思ってしまいました。緊張がほぐれてくるのを待とうと思います。 そのテリョ-シキナは硬質な踊りが海の女王にピッタリです。元々の格調高さに加えて、女性らしい華やかさも出てきました。ジャンニーナのゴンチャルは気の強そうな美女ですが、マッテオに振り回される乙女心もちゃんと演じてました。それにしても本当に気の毒な役です。
by jicperformingarts
| 2008-03-04 19:00
| 公演の感想(バレエ)
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