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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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3/1 マリインスキー劇場 「眠れる森の美女」 

    オーロラ/ヴィクトリア・テリョーシキナ
    デジーレ/レオニード・サラファーノフ
    リラの精/エカテリーナ・コンダウーロワ


 セルゲイエフ版ではなくて、19世紀当時を再現したヴィハレフ復元版の方でした。衣装・装置はキレイなんですが、4時間15分もあるので、結構疲れます。
 テリョーシキナが2月27日に功労芸術家になったので、今日がそのお披露目に当たるのかな?と思っていたら、キャスト表にはまだその称号が反映されていませんでした(4日分にはちゃんと記載されてました)。舞台からかなり近い席で観ていたのですが、足音が気にならなかったのは彼女だけでした(アリーナ・ソモワも基本的に小さめですが、時々ドン!と響いてました)。とはいえ舞台に近すぎて照明のにおいに酔ってしまい、踊りそのものをちゃんと味わうことが出来なくて残念です。
 アリーナ・ソモワはアントン・コルサコフと一緒に青い鳥のパ・ト・ドゥを踊りました。元々素材は抜群なので、キレイにパがきまるととてもキレイです。ただまだまだ筋力不足なのか、一旦音に遅れだすと途端に雑になるので、かなりムラがある印象。逆にコルサコフはもうちょっと体絞って欲しいな~と思いますが、筋肉質な踊りを披露してくれました。
 デジーレはサラファーノフでしたが、幻影の場でのアダージョがなかったので、元々少ない王子の出番が更に少なくなりました。そのためか、3幕のソロではとても気合が入っていて良かったと思います。
 その他良かったのがダイヤモンドのエカテリーナ・オスモルキナ。遅咲きの花というか、観るたび少しずつ華やかになっていくので面白いです。ただたまに簡単なところでカクっとなるのがもったいないです。やっぱり、目立つ若手はそれなりに巧みというか、揃って足音が小さかったです。カナリアのアンナ・ラブリネンコなど、今日は5人の妖精は皆若手というより新人だったのですが、踊りを見ることに集中できないくらい足音が大きかったです。他の席で観ればそれほど気にならない程度なので、この場合は足音が小さかった人たち(テリョーシキナ、ソモワ、オスモルキナ)が特別上手、ということだと思います。
by jicperformingarts | 2008-03-01 19:00 | 公演の感想(バレエ)
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