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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
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2/25 クレムリン大会宮殿「海賊」(クレムリン・バレエ)

      メドーラ/アレクサンドラ・ティモフェエワ
       コンラッド/アイダル・シャイドゥーリン
       ビルバンド/アンドレイ・ロパーエフ

 
  グリゴローヴィッチによる改訂版です。音楽もあらすじ・設定もかなり作り変えてありました。まずアリとギュリナーラは出てきません。物語としては自然になったと思いますが、原典版(?)のあの不自然さが古典らしさだったんだと実感しました。結構安っぽくなったような気が…。
 メドーラは奴隷商人に養われている秘蔵の一品という設定なのですが、登場した瞬間のソロが、コンサートでよく見る“エスメラルダ”のヴァリエーションだったり、衣装が基本真紅だったのもあって、可憐さはあまりなかったです。ティモフェーエワの笑顔がそもそもサイボーグっぽいせいもありますが(笑)、華はあるし、ピルエット3回転もするんとこなすテクニックもあるので、悪くなかったと思います。
 そして海賊コンラッドは友人のビルバンドと嵐に巻き込まれるけど、かろうじて難破を免れ上陸したところでメドーラを見初めて、救出ついでにさらっちゃう、という設定。この役を踊ったシャイドゥーリンは見た目はいいけども、跳躍の着地で必ずもたつくのが気になります。一方のビルバンド、ロパーエフは回転が上手でよかったです。それにしても極道の世界は制裁が恐ろしいです。最後、コンラッドを騙したことがバレた彼はパアンと射殺されてしまいます。
 ランケデム(奴隷商人)はおじいちゃんという設定なので、本来ギュリナーラとランケデムが踊るパ・ド・ドゥは「奴隷と奴隷商人」というディベルティスマンに変更されています。ここではクリスチーナ・クレトワが頑張っていました。プレパラシオン(跳躍など大技の前の“準備”の動き)が雑なのが気になるものの、身体能力は抜群です。アラベスクにしろポジションに入るのが早いので、テンポの早い動きも軽やかにこなしていました。
 衣装・装置は遠目には美しいけど、オペラグラスで見ると、柄の不調和が気になります。そして花園の場ではあまりに色とりどりすぎてこちらも調和を損なっている印象。メドーラが蛍光ピンクのチュチュだったのにもヒエーと思いました。
by jicperformingarts | 2008-02-25 19:00 | 公演の感想(バレエ)
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