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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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2/22 モスクワ音楽劇場   「カモメ」

      トレープレフ/ドミトリー・ハムジン
       ニーナ/ヴァレリア・ムハノワ
     アルカーディナ/オクサーナ・クジメンコ 
       トリゴーリン/ゲオルギー・スミレフスキ

 
「ゴールデン・マスク」フェスティバル鑑賞① 
(本当は他のジャンルを含めもっと沢山公演が行われているのですが、自分が観たものだけご紹介します)
 コンテンポラリー・ダンスの巨匠ジョン・ノイマイヤーの振付です。丁度似たような時期にエイフマンが同名の作品を製作したので、両振付家のインタビューでもよく比較を求められていました。使っている作曲家がラフマニノフ、チャイコフスキーなど重複しているし、舞台をバレエシーンに置き換えているなど、確かに共通点も多いのですが、実際観ると趣きはこうも違うものなのか、と思いました。洗練の度合いでいけば、ノイマイヤー版の方が数段上です。少し物憂げなピアノ音楽がとても似合う繊細な世界で、逆にフルオーケストラの迫力勝負の部分はエイフマンの本領発揮かな、と思うので、どちらも甲乙つけがたいです。
 衣装も装置も照明もすべてノイマイヤーが手がけているということで、統制された美しさがあるし、なにより色の選択がどれも絶妙で、チェーホフらしからぬ清々しさです。
 トレープレフのドミトリー・ハムジンがまた、美しい環境の中で育った繊細な少年という感じがピッタリだったので、彼が叩きのめされていく様はちょっとかわいそうでした。そのあたりはキレイ過ぎて「カモメ」本来とは異なるというか、彼がつぶれていくのはトレープレフ本人の無気力にも原因があることをもっと前面に出して欲しかった気もします。
 オクサーナ・クジメンコ、ゲオルギー・スミレフスキは共に劇場の看板ソリストに相応しい鷹揚さ、貫禄で想像通りよかったし、ニーナを踊ったヴァレリア・ムハノワは初めて観ましたがスレンダーな知性派美人で踊りもよかったです。身勝手な役柄ではありますが、善良そうなオーラがあるので許されます。
 こんな感じでどのダンサーも素晴らしかったです。クラシック・バレエで観ればまた印象も違うのかもしれませんが、今日のところは大満足です。
by jicperformingarts | 2008-02-22 19:00 | 公演の感想(バレエ)
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