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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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2/21 ボリショイ劇場 「ラ・シルフィード」

     シルフィード/エカテリーナ・クルィサーノワ 
     ジェイムズ/ヤン・ゴドフスキー
     マッジ/ゲンナジー・ヤーニン  エフィ/アンナ・レオノワ

 イギリスのロイヤル・バレエ団のヨハン・コボーが演出を手がけた新作です。奇抜な演出はありませんが、マイナーチェンジはちらほらありました。装置・衣装はこれもイギリスの高名な舞台美術家のピーター・ファーマーです。この古典作品自体がスコットランドを舞台にしたお話なので、そういう意味では本格的なのかもしれません。一幕では書き割りは一切なく、屋内をそのまま再現したとても立体的な装置でした。シルフィードが登場する窓は上手側にあり、奥行きが深いヨーロッパの舞台ならではです。
 クルィサーノワは、生まれながらの妖精というにはというには死んでいく瞬間などなどちょっと生なましかったです。全体に、動きもいいところはとてもいいのですが、ムラがある印象。
 ヤン・ゴドフスキーは、こちらの期待が大きすぎたのか、バットゥリー(空中で脚をパンパンうちつける動き)がイマイチであれ?と思いました。でも、そもそもジェイムズという役柄自体に好感が持てないから冷たい目で観てしまったのかも知れません。
 好感が持てないといえばエフィです(笑) 一幕ではとてもいい子だなあと思って観ていたら、ジェイムズに捨てられた2幕、もう一人の村の青年ガーンに乗り換えるのがえらく早くて好感度が急下降しました。レオノワ自身は演技も上手だし、いいダンサーだと思います。
 構成で少し変わっているのは、2幕、そのガーンがエフィにプロポーズするシーンが挿入されているところでしょうか。マッジを中心に見るなら、彼女の復讐計画の緻密さがわかりやすくなっていいけど、挿入しないほうがラストにジェイムズが受ける衝撃がよりダイレクトになると思うので、良し悪しはわかりません。
 とはいえ、この日はマッジを踊ったヤーニンの演技がとても良かったので、そのシーンを挿入して正解だったと思います。最後、ジェイムズの破滅を見届けてから、含み笑い→痙攣→高笑い、は絶妙でした。 
by jicperformingarts | 2008-02-21 19:00 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)
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