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ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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2011.11.26 ロステレコム杯(フリー・スケーティング)

ロステレコム杯第2日目です。外せない用事がありアイスダンスを観ずに退出したのですが(残念…)14:00開始の21:10頃終了だったそうです。スリー・スケーティング(FS)の方がショート・プログラム(SP)より長いのですが、SPの日は開幕セレモニーもあったので、トータルの所要時間は同じくらいです。
 リンクの写真はこちらです。SPに比べて、客席もだいぶ埋まっていました。また、日本人がとても多くて驚きました。
 Photo: JIC旅行センター
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<女子シングル>
 ペア、男子シングルにも言えることですが、「みんなでミスれば怖くない」大会だったような…。ノーミスの人はいなかったと思います。
 ロシア選手が2~4位をしめましたが、みなさんスタミナ切れか後半失速気味でした。一番まとまっていたのは4位のソフィア・ビリュコワでしょうか。クールビューティーによる「トゥーランドット」で、彼女の個性にもあっていたと思います。 
 優勝した浅田真央にもミスはいくつかありましたが、スタミナ切れによるものではないようで、最後のステップまで神経が行き届いていてヘロヘロ感はありません。終盤の出来で全体の印象が大きく左右されるなあと思いました。
 今井遥は、「マイ・フェア・レディ」でしたが、SP同様、ちょっと元気がなさそうというか、こわごわ滑っている印象を受けました。衣装は、ビビットながらも品のあるピンクに黒がおしゃれで素敵でした。
レイチェル・フラットはストラヴィンスキーの「火の鳥」を使っていますが、演技に情熱がいまいち足りないようで、心配になります。今井、フラットとも、けがから完全回復というわけではないようです。

<ペア>
 滑走後、この日一番の声援を浴びたのは、やはり川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ組でした。スロージャンプで乱れたものの、それ以外は完璧だったので、当然の結果というべきでしょうか。ロシア人にとって、やはり母国の選手というのは応援に非常に熱がはいるようです。
 とはいうのもの、外国籍であることは応援にあたって減点ポイントになることはありません。スケートに限らず、少なくとも芸術に限っては人種差別等なく、驚くほど公平に賞賛してくれます。この日、ペアで優勝したのはドイツのサブチェンコ&ゾルコビー組ですが、彼らへの歓声も十分大きかったです。この組も珍しくペアジャンプで乱れましたが、シャープな演技がカッコ良かったです。

<男子シングル>
 羽生選手が0.03点差で優勝しました。16歳だし、まだまだ外国では無名なのかと思っていたら、歓声がすごくて驚きました。ロシア女性といえば、見た目がギャルであっても大体オカン気質なので、母性本能を刺激する何かが彼にはあるんでしょうか…。私の横に座っていたお姉さん方は、滑走前のウォーミングアップの際にしきりに羽生選手を小さい子呼ばわりしていましたが、滑り終わってフェルナンデスをかわして暫定一位になった時は、とても生暖かい目でモニターを観ながらウンウンうなずいていました(笑) 会場で、2011年世界選手権特集のあるスケート雑誌のバックナンバーを買ったのですが、モスクワ開催になった経緯として東日本大震災に触れた個所で、羽生選手が写真入りで登場していました。今回の震災はロシア人にとってもショッキングだったそうなので、被災地在住のスケーターということでも注目を集めたのかもしれません。
 総合で2位だったハビエル・フェルナンデスは前半に4回転2本を決めました。私が座っていた場所から近い場所でジャンプしていて、迫力がすごかったので「おお~」と思いましたが、バテるのが早すぎたというか…。終盤のスピン、ステップがヘロヘロ気味になる選手は珍しくないし、会場全体も「頑張れ!!」ムードになるのですが、フェルナンデスの場合、会場が「頑張れ!!」ムードになり拍手で励ますものの、観客もだんだん励ますのに疲れてくるのか(笑)、演技終了時には前半の熱気が冷めてた感はありました。
 羽生選手が暫定1位になった後、最終滑走者として登場したのがジェレミー・アボットです。冒頭の4回転とトリプルアクセルで2回転倒していてかなり痛そうでした。手のひらを怪我していたようですし、この日のスケーティングは、観ていてちょっとつらかったです。ロシアの観客もアボットが好きな人が多いようで、点数が出た瞬間は「ああー…」という声が出てましたが、総合3位で表彰台が確定した瞬間は大歓声でした。 
  
 ということで、ロシアでフィギュア観戦はとても面白かったです。どう考えてもロシア人が作っただろう、という日本人選手応援の横断幕を観るのも面白かったですし、ロシアの雑誌やDVDも購入できます(DVDはリージョンが日本と違いますがPCなら再生できます)。なにより、日本のようなチケット争奪戦がないのが嬉しいです。席種が2カテゴリーしかないので、良席を狙う人は多少運任せにはなりますが、旅行会社でチケットを手配したとしても、日本で買うより安価だと思います(ご参考まで、JIC旅行センターで手配した場合の価格はこちらです)。
by jicperformingarts | 2011-11-29 11:22 | 公演の感想(その他) | Comments(0)
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