人気ブログランキング |

ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ

2011.11.25 ロステレコム杯(ショート・プログラム)

 モスクワで開催されたフィギュア・スケートの国際試合を観戦してきました。日本でも毎年テレビ放映されているのでおなじみの方も多そうですが、グランプリ・シリーズのうちの一試合として、世界トップクラスのスケーターが参加する試合です。日本からは浅田真央、今井遥、羽生結弦が出場しました。
 大会の日程は、初日にあたる11月25日(金)にショート・プログラム、26日(土)にフリー・スケーティング、27日(日)にエキシビション、とシンプルでありがたいです。大会によっては、男子シングルと女子シングルで日にちをわけることもありますが、この大会では、女子シングル、ペア、男子シングル、アイスダンス、の順に一気にやってしまいます。その代り、エキシビション以外の2日は結構な長丁場です。この日は、15:00開始で終了は22:00近かったです。観客は、第一グループの演技をスキップしたりして、適宜休憩をとっていました。

今回の会場となったメガスポルトの会場の写真はこちらです。
Photo:JIC旅行センター
f0169061_6345690.jpg


会場は、こんなかんじで着ぐるみのかたも大活躍です。この着ぐるみは…大丈夫なのでしょうか(笑)
Photo:JIC旅行センター
f0169061_6352176.jpg


各選手の演技についてはTV放映等で観れると思いますので、以下はレポートではなく、個人的な感想です。

<女子シングル>
 このメガスポルトの最寄駅はディナモなのですが、駅から意外と遠く、友人とダラダラ歩いていたら遅刻してしまい、ソフィヤ・ビリュコワとロシアの期待の新星、アデリーナ・ソトニコワの演技前半を見逃してしまいました。
 この日のお目当ての選手の一人が今井遥です、数年前に「ライモンダ」の演技を観た時に、なんてかわいらしいお嬢さんなんだろうと思い、以来試合の度に癒していただいています。今年は一気にレディ度がまして驚きました。少し元気がなさそうに見えましたが、たおやかな風情がメンデルスゾーンの無言歌にぴったりでした。
 びっくりといえば、キーラ・コルピの真っ黄色の衣装にもびっくりしましたが、それよりも、レイチェル・フラットの得点が伸びずにちょっとがっかりでした。
 浅田真央は10人中の8番目の滑走でした。特に最後のポーズなど、「シェヘラザードというより…バヤデルカ??」という感じでしたが、ヨーロッパ人の考えるエキゾチズムに厳密さを求める方が間違っているので(このプログラムの振付はロシア人のタチアナ・タラソワ)、美しければいいってことでしょうか。
 最終滑走はロシアのアリョーナ・レオノワ。「パイレーツ・オフ・カリビアン」の音楽を使ったプログラムで、開催国の選手ということもあり、会場は非常に盛り上がっていました。その一方で、そこまで乗り切れない外国人の私は、ステップなどのスケートならではの部分に少し物足りなさを感じてしまいました。

<ペア>
 この日一日を通して、名前がコールされた時の歓声が一番大きかったのは、ペアの川口悠子&アレクサンドル・スミルノフでした。動きがきれいにそろっているし、リフトやスロージャンプなどの豪快さは、さすが!という感じです。ただ、この豪快さがしっとりした音楽と化学反応を起こしていたか、という点については疑問が残るし、そういう意味では、この次に滑ったアリョーナ・サブチェンコ&ロビン・ゾルコビー組の方が一枚上手かなあ、という感じです。後者は、とても凝ったプログラムと、それに負けないスターオーラがあったと思います。
 川口&スミルノフ組の他にももう2組、ロシアのペア選手が出場していましたが、ハラハラさせられることが多かったです。ペアは、ダイナミックさと引き換えに、危険な大技が多くて、観ていて怖いときがあります…。今回も、リフトから降りるときに女性が転落(幸い、大きなけがはなかったようですが)するということがありました。

<男子シングル>
 ジェレミー・アボットの滑りなら2~3時間ぶっ通しで観ても飽きない、というくらい好きなので(それってすごいの?と思う方もいらっしゃるでしょうがご容赦ください)、彼がこの日SP一位でとても嬉しかったです。男の人にはちょっとおかしい形容詞かもしれませんが、とてもエレガントて緩急が心地よいスケーティングが大好きです。上体を小粋に使った洗練されたプログラムもとても素敵です。
 そんな感じで大人の魅力満載だったアボットと対照的だったのが、この日2位だった羽生選手です。まだ16歳なので、上位争いをする選手の中では最も若いです。他選手に比べてひときわ華奢な体型なのですが、ガンガンな音楽に負けないくらいの存在感があるのはすごいと思います。登場時の声援もハビエル・フェルナンデス(スペイン)と同じくらいでしょうか。客席にはためく国旗の数も同じくらいだと思うのですが、黄色と赤のスペイン国旗の存在感は半端ないので、パッと見スペインのほうが多く見えます(笑) 
 TV中継だと分かりにくいところ、という観点で会場の雰囲気についてもう少し詳しく書くと、やはり自国選手に対する声援は熱狂的で、男子シングルなら、アルトゥール・ガチンスキーが一番でした。外国人選手で特に拍手が大きかったのはアボット、羽生、フェルナンデスでした。
 ちなみに、その一番大きな歓声をもらっていたガチンスキーはとても転倒はしましたが豪快に4回転を飛んでいて、ああ若いって、いいな…、と思いました(笑) 

<アイスダンス>
 マンボが大流行でちょっと笑ってしまいました(笑) アイスダンスもロシアから3組が出場していましたが、まだまだ若手で、これからという感じでした(しかし3人とも女性の名前がエカテリーナなのはなんででしょう)。リトアニアのイザベラ・トビアス&デイビダス・スタグニウナス組が、長い手足を存分につかったフレッシュな演技で印象的でした。
 とはいってもメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト組があまりに強烈で、圧勝!という感じでした。実は、ホワイトがつんのめってしまうというミスがあったのですが、二人がとても楽しそうに踊っているので、そんなことも忘れてしまいます。
by jicperformingarts | 2011-11-28 06:36 | 公演の感想(その他) | Comments(0)
<< HP更新記録(2011.11.... モスクワ音楽劇場:ラブロフスキ... >>


検索
リンク集
■JIC旅行センター
メインページ
■JICトピックス■~ロシア・旧ソ連の情報あれこれ~
エンターテイメントのページ

■バレエ/オペラ
ボリショイ劇場
マリインスキー劇場
モスクワ音楽劇場
ノーヴァヤ・オペラ(モスクワ)
ミハイロフスキー劇場
エカテリンブルク国立劇場
ペルミ国立劇場
ノヴォシビルスク国立劇場
タタール国立劇場(カザン国立歌劇場)
バシキール国立劇場(ウファ)
サマーラ国立劇場
チェリャビンスク国立劇場
サラトフ国立劇場
クラスノヤルスク国立劇場
ボロネジ国立劇場
ニジニ・ノヴゴロド国立劇場
ロストフ国立音楽劇場
アストラハン国立劇場
チュバシ国立劇場
オムスク国立音楽劇場
国立ブリャート歌舞劇場
コミ共和国国立劇場(スィクティフカル)

カザフスタン国立オペラ劇場
アルメニア国立オペラ劇場
リヴィヴ国立オペラ劇場(ウクライナ)

エルミタージュ・バレエ
クレムリン・バレエ
モスクワ・シティ・バレエ
エイフマン・バレエ
タッチキン・バレエ
ヤコブソン・バレエ(サンクト・ペテルブルク・アカデミー・バレエ)
パンフィーロフ・バレエ

■コンサート
モスクワ音楽堂
チャイコフスキー記念モスクワ・コンセルヴァトーリア
チャイコフスキー記念コンサート・ホール(*Moscow Philharmonic Society)
ボリショイ・ザール(*マールイ・ザールと共通)

■その他(編集中)
サンクト・ペテルブルク国立児童音楽劇場
アレクサンドリンスキー劇場
マールイ・ドラマ劇場
ヴォルコフ・ドラマ劇場(ヤロスラヴリ)

タグ
Twitter
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧