ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
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タグ:マリインスキー国際バレエフェスティバル ( 25 ) タグの人気記事

HP更新記録(2017.03.18 :4月ペテルブルク公演予定

4月サンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。

 4月のサンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。4月上旬は、マリインスキー国際バレエ・フェスティバルです。
 また、『イェヌーファ』や『カーチャ・カバノヴァ』をベースにしたオペラ『嵐』、『利口な女狐の物語』をベースにした『Vixen.Love』など、4月はレオシュ・ヤナーチェクの作品がペテルブルクで色々上演されるようです。1854年生・1928年没の作曲家なので、特に何かの記念年というわけでもなさそうです。ただの偶然でしょうか。



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by jicperformingarts | 2017-03-18 13:10 | HP更新記録 | Comments(0)

第13回マリインスキー国際バレエ・フェスティバル

 毎年恒例のマリインスキー国際バレエ・フェスティバルですが、今年で第13回目になります。公演日程と、一部のキャストが発表されましたので、ご紹介します。

http://www.mariinsky.ru/playbill/festivale/fest_2012_2013/ballet_fest_230/

2月28日(木)19:00~「ロミオとジュリエット」
ディアナ・ヴィシニョーワ
ウラジーミル・シクリャロフ
(指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ)

3月1日(金)19:00~「ロミオとジュリエット」
ディアナ・ヴィシニョーワ
ウラジーミル・シクリャロフ
(指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ)

3月2日(土)19:00~「ドン・キホーテ」
キャスト未定

3月3日(日)19:00~「フォーサイス・バレエの夕べ」
("In the middle, somewhat elevated","精密の不安定なスリル""N.N.N.N")
キャスト未定

3月4日(月)19:00~「ジゼル」
スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ)
ルスラン・スクワルツォフ(ボリショイ・バレエ)

3月5日(火)19:00~「ジュエルズ」
エカテリーナ・コンダウーロワ 等

3月6日(水)19:00~「真夏の夜の夢」
ウリヤナ・ロパートキナ

3月7日(木)19:00~「バヤデルカ」
ワディム・ムンタギロフ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)

3月8日(金)19:00~「ルビー/若者と死/影の王国」
ウラジーミル・シクリャロフ

3月9日(土)15:00~「若手振付家の夕べ」
キャスト未定

3月9日(土)19:00~「白鳥の湖」
オルガ・イェシナ(ウィーン国立バレエ)
ダニラ・コルスンツェフ

3月10日(日)19:00~「ガラ・コンサート」
オルガ・イェシナ(ウィーン国立バレエ)
ワディム・ムンタギロフ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
チェイス・フィンレイ(NYCB)

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by jicperformingarts | 2013-02-02 15:41 | フェスティバル情報 | Comments(0)

2012.04.01 マリインスキー劇場「世界バレエ・スターによるガラ・コンサート」

第一部「カルメン組曲」
ディアナ・ヴィシニョーワ 
ホセ・マニュエル・カレーニョ コンスタンチン・ズヴェーレフ

50分間程のバレエで、いつも途中でちょっと飽きてしまうのですが、今回は30分くらいに感じるほどあっという間。幕が開いた瞬間「すご」と思ってしまうヴィシニョーワの存在感と、場面ごとに違う顔を見せる演技あってのことだと思います。「かっこよくてエモーショナルな踊りもできるのよ」というダンサー本人の自己陶酔が見え隠れすることも少なくない中、ヴィシニョーワはカルメンになりきってました。
ホセとの最初のパ・ト・ドゥでは、ホセを突き放しつつも生暖かいというか、翻弄される彼をからかっている印象。次のトレロ(エスカミーリョ)とのパ・ド・ドゥでは、やっていることは似ているのですが、魂も何もかも巻き上げてやろうという憎悪のようなものを感じて、すごくスリリングでした。そして再びホセと踊る時の、魔性8割減の笑みは、カルメンなりにホセを愛してたんだな~と思わせます。もちろんその後の嫉妬に狂うホセとのいさかいの場面では、本気で怒ってる激しさがあるのですが。
ヴィシニョーワ(カレーニョも)は、年齢的なこともあり体のキレは一流ダンサーとしては平均。でもグラン・ジュテ一発など、テクニック的に抑えるべきところは抑えてます。
カレーニョは、カルメンを刺し殺すことについて、苦悩の末にというより、魔がさしてつい刺しちゃってから後悔するタイプでした。ズヴェーレフは長い手脚をいかした伊達男ぶり…以上の深い表現はなかったのですが、この空っぽさが、トレロという個人ではなく、「男たち」全体を象徴しているようで、ヴィシニョーワ演じるカルメンに合っていたかなと思います。

第二部 小品集
「忘れられた物語」
イリーナ・ゴールプ チムール・アスケロフ
元ハンブルク・バレエ所属のエミール・ファスキ振付の作品。舞台に現れては消えて、すれ違いを繰り返す前半に対し、後半は一緒に踊るのですが、シンクロした振付のところで、二人の動きがバラバラで残念と思ってしまう私はフィギュアスケートの観すぎでしょうか。

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ マシュー・ゴールディング
オブラスツォーワは、脚はパッと高く上がるのですが、パッセでのスピード感はいまいち。ゴールディングは回転速度も速く、マネージュでも音にぴったりはまって爽快でした。リハーサル期間が短かったのか、リフトで流れが切れてしまうのが残念。

「白鳥の湖」よりアダージョ
オクサーナ・スコリク ダニラ・コルスンツェフ
スコリクはポワントの形といい旧ソ連的な香り漂う容姿です。とても丁寧に踊っていて好印象ですが、なんだか強そう…。時々目線がオディールです。コルスンツェフはサポートが上手だな~と再認識。

「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ
エカテリーナ・オスモルキナ キム・キミン
オスモルキナは調子が悪そうで、ソロでもスピード感がなく、32回転もまわりきることができませんでした。キム・キミンは、サポートに余裕がないのと、着地の足音が大きいのが気になりましたが、途中から加速するピルエットや空中での速い回転は鮮やか。

「瀕死の白鳥」
ウリヤナ・ロパートキナ
改めて、長い腕をいかしたポールド・ブラは絶品。昨日「アンナ・カレーニナ」を観たときは、このポールド・ブラが優雅過ぎて狂気とか切迫感が削がれてましたが、今日の演目ならば存分に堪能できます。

「ドン・キホーテ」よりグラン・パ
ヴィクトリア・テリョーシキナ ウラジーミル・シクリャローフ
エレーナ・エフセーエワ
シクリャローフは、空中で開脚するところはエネルギッシュでおおっと思うのですが、そこで力尽きるのかボトッと着地するのがなんとも惜しい…。
シクリャローフもキミンも、ピルエットのサポートの際手元に注目すると必死感がすごいのですが、遠目に見るとシクリャローフのサポートがスムーズに見えるのは、テリョーシキナがそれだけ自立しているということかと。32回転フェッテでは、最後まできっちり4回ごとにドゥーブル織り交ぜていて、特に扇をパッと開きながらアン・オーとアン・ナヴァン(というより胸元に手を寄せてる)交互に見せていてお見事。
アダージョの後はエフセーエワが現れてヴァリエーションを披露。オペラグラスで顔をまじまじと見てもイマイチ確証が持てないくらい、別人でした…。最後のピルエットの連続では軸は綺麗でしたがアン・ドゥオールが…膝がほぼ前を向いてました。

第3部「シンフォニー・イン・C」
バランシン振付で、衣装といい本当に華麗な作品!男女ソリスト+男女2名ずつ、を4組続けた後、華やかなコーダで締めくくります。
最初は黄色系統の衣装。アリーナ・ソモワは動きにだいぶ神経が行き届くようになってきましたが、音になかなかはまらないのが残念。パートナーはマクシム・ジュージン。
そして次が緑系統ですが、ここでエカテリーナ・コンダウーロワ(クールビューティー)、クレニヤ・オストレイコフスカヤ(きれいなお姉さんは好きですか風)、スヴェトラーナ・イワノワ(妖精とかお人形さんとか)と美女大集結。コンダウーロワのアダージョはゆったり抒情的でよかった。
そしてブルーグレーの衣装で現れたのがオレーシヤ・ノヴィコワ。出産を経て増してきた貫禄はそのまま、持ち前の軽やかさも復活していて、いいダンサーになったなあと思いました。オクサーナ・スコリクを従えて踊るだけのことはある(笑)コーダでも音楽にパシッとはまるので一層華やかさがまします。パートナーはフィリップ・スチョーピン。ワガノワ・バレエ学校「くるみ割り人形」のハレーキンでばかり見ていたので、初めてちゃんと顔を観ました。跳躍の時の開脚がしなやか。
そして4組目(Allegro vivace)ですが、紫の衣装のマリア・シリンキナとアレクセイ・ティモフェーエフの後、そのままコーダになだれ込むので、コーダの先頭にも見えます。シリンキナの快活な踊りが素敵。

飛ばし飛ばし感想を書いたつもりなのにかなり長くなってしまいました。。。でもガラが盛りだくさんなのは良いことです。ここまで読んでくださった方、本当にどうもあるがとうございます!
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by jicperformingarts | 2012-04-04 00:23 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

2012.03.30 マリインスキー劇場「ディアナ・ヴィシニョーワによるトリプル・ビル」

なんて潔いハーレム企画(笑)ヴィシニョーワと9人の男性によるトリプル・ビルです。

第一部の「月に憑かれたピエロ」一見、月の女神の名を持つディアナ・ヴィシニョーワが月で、男性3人がピエロですが、時々ヴィシニョーワの方が夢見るピエロにも見えるから不思議です。ヴィシニョーワ、踊りがだんだんサイボーグ化してきましたが、奇をてらいすぎないラトマンスキー作品との相性はいいようで、彼女がかわいく見えます。
粘度100%のイーゴリ・コールプと粘度0%のアレクサンドル・セルゲイエフの間で、コンスタンチン・ズヴェーレフが一番癖なく美しいムーブメントでした。一番テクニックをアピールできるソロを与えられてたからかもしれませんが。コールプは、ミゼラブルな役回りを見事な顔芸で演じてくれました。一方、役回り的に一番おいしいのはセルゲイエフでしょう。

次の「ラビリントス」は1947年と古い作品でびっくりです。マーサ・グレアムの作品ですが、なんだか音楽や衣装、ダンダンと足踏みを多用したほんのり土俗的な振付といいちょっと「春の祭典」っぽいな~と思いました。糸を持った女性と、棍棒を持った角をはやした男性ということで、ギリシャ神話のアリアドネとミノタウロスのようですが、この二人のバトルは、神話にはなかったような。そしてアリアドネ勝ってる…? 途中ミノタウロスに踏みつけられるような動きがあったものの、最後、男性は棍棒を肩からはずしてうつぶせのまま動かなくなります。

第3部が2003年初演の「Subject to change」ですが、これが一番気に入りました。筒状に丸められた赤いカーペットを4人の男性ダンサーがくるくると広げた後、シューベルトの「死と乙女」の弦楽器の音楽に合わせて、絶え間ない小刻みな動きでヴィシニョーワとアンドレイ・メルクリエフのデュエットが続きます。4人のダンサー(アレクセイ・ニドヴィーガ、アントン・ピモノフ、フョードル・ムラショフ、イリヤ・ペトロフ)それぞれのソロもありましたが、全体にハイスピードで遠心力を感じる振付で、一瞬でも軸を崩したら転倒しそうです。音楽のせいか刹那的というか切羽詰まった美しさがありました。

この三作品を選んだ経緯は知りませんが、どれもよくこんな面白いバレエを発掘してきたなあと思います。この構成だけで既にブラボーですが、ヴィシニョーワの存在感も特筆で、とても充実した公演でした。
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by jicperformingarts | 2012-04-01 17:01 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

2012.03.28 マリインスキー劇場「セリュツキー・ガラ」

マリインスキー・バレエ、ワガノワ・バレエ学校のバレエ教師、ゲンナージー・セリュツキーを教え子たちでお祝いするガラ・コンサートです。開演ギリギリに会場に着いたら、演目・キャスト表が売り切れで入手できず…なのですが、なくても大体キャストがわかるところが悲しい。マリインスキー・バレエをまともに観なくなって4年ほど経ちますが、ソリストの顔ぶれがほとんど同じとは。でも、終演後挨拶に登場したセリュツキーと、その後彼の教え子4人がものすご~く楽しそうに踊っている姿を観て、バレエがこんなに好きな少年がいるならまだ未来はある!と思いました。

第一部は「イン・ザ・ナイト」最初のペアはマリア・シリンキナとウラジーミル・シクリャローフ。シリンキナは腕の動きも美しく、二人そろって瑞々しいペアでした。2番目はアリーナ・ソモワとエフゲニー・イワンチェンコ。ソーモワ、大人になったなあとしみじみ。そして3組目がエカテリーナ・コンダウーロワとダニラ・コルスンツェフ。派手さはないながらも、視線のやりとりは濃密で、押しつけがましくない演劇性があり、コンダウーロワは「素直になれない女性」という設定にはまってました。最後は上手く素直になれて、ハッピーエンドな「イン・ザ・ナイト」のようです。

第二部は小品集です。終演後、通りすがりのおばあさんに演目・キャスト表を見せてもらいましたが、現代作品など覚えきれなかったので一部不明です。また、上演順は覚えきれなかったので、一部逆転してるかもしれません。
まずアリーナ・ソーモワとアレクサンドル・セルゲイエフの「パピヨン」です。セルゲイエフの古典はどうかなと思っていたのですが、グランド・スゴンドは端正(しかしフィナーレの「インフォニー・イン・C」でのアントルッシャはかなり残念な出来)。
ヴェラ・アルブゾワとエフゲニー・イワンチェンコの「赤のジゼル」は、大音響生オーケストラ、そして長身パワフルな二人から繰り出される迫力に、会場の空気が一気に変わりました。
スヴェトラーナ・イワノワとアレクセイ・ティモフェーエフの「青い鳥」のパ・ド・ドゥ。イワノワは、足音が小さく丁寧な踊り。とどまるところを知らないマリインスキーのソリストのレベルの低下は寂しいですが、一方で、天才の陰でもくさらずコツコツ頑張ってきたイワノワのようなダンサーが報われつつあるのが今の状況なわけで、難しいなあと思いました。ティモフェーエフも張り切ってました。
ベジャール・バレエのカテリーナ・シャルキナとジュリアン・ファヴローによる「ライト」です。リフトを含め、とても美しい作品これが個人的にはこの第2部のハイライトでした。ベジャール作品は、小難しいことを考えずに音楽に身を任せてみました、という作品の方がストレートに心に響くのはなぜでしょう。
「アンナ・カレーニナ」(※ラトマンスキー版ではありません)でなんとユリア・マハリナが登場です。ポワント弱くなったな~、とかジュテが低くなったな~と思うものの、ディベロッペで漂わす情感はさすが。もしかしたら軸足の膝が緩んでるとか骨盤の位置が…とかあったのかもしれませんが、衣装が裾のゆったりしたワンピースだったので気になりませんでした。パートナーはアンドレイ・ヤコヴレフ。キャスト表見るまで誰だかわかりませんでした。。。
そしてヴィクトリア・テリョーシキナとアンドレイ・イェルマコフの「海賊」で一旦シメです。テリョーシキナ、手首の角度つけすぎではなかろうか。あと、一番最後のジュテがかなり乱暴だったのか気になります。イェルマコフはソロの一回目のソー・ド・バスクで喝采を浴びたら、2回目が不発になってしまって残念。いいところはとても良かったんですが。

第3部も小品集で、アリーナ・ソーモワとイーゴリ・コールプの「愛の伝説」から重ために始まりました。
ヴェラ・アルブゾワが自作の現代バレエを披露しましたが、パートナーと作品名を忘れてしまいました。緞帳を引いたままの舞台に、ピエロに扮したパートナーの男の子が現れます。現実世界の客席を舞台裏(つまり舞台裏と客席が逆転してます)に見立てて、終演後の疲労感や虚しさを表現してました。
個人的にとても嬉しかったのが、久々にエカテリーナ・オスモルキナを観られたこと。エルネスト・ラティポフと「タリスマン」を踊りましたが、彼女のトゲトゲしたところがない大らかさが眩しい。ラティポフは初めて観ましたが、速い回転が魅力。
そして元マリインスキー所属のオリガ・イェシナとアレクサンドル・セルゲイエフの「レダと白鳥」の後はベジャール・バレエのエリザベット・ロスが登場です。作品名は失念してしまいましたが、ゆったり重ね着したワンピース風の衣装が、男の人に縋り付いては一枚一枚剥ぎ取られ、レオタード姿で椅子を使いつつ踊ります。
上記2演目が「いいんだけど空気が淀む…」という作品だったのですが、ヴィクトリア・テリョーシキナとイーゴリ・コールプの「いなかのドン・ファン」で会場が一気に明るくなりました。ロシアの片田舎の村娘と(微笑ましい)女ったらしによるコメディで、コールプの百面相が笑いを誘います。ロシアのおじさんの琴線に触れる何かがあったようで「ブラボー」という野太い絶叫が第3ヤールスあたりから聞こえてきました。
第3部のトリはウリヤナ・ロパートキナとダニラ・コルスンツェフによる「グラン・パ・ド・ドゥ」です。コルスンツェフの金髪カツラ姿に「誰?」と思いました(笑)ロパートキナはだいぶこの作品を踊りこんでるためか、視線の使い方など、段々芸が細かくなってるような気がします。
そして半分大トリ、半分フィナーレで「シンフォニー・イン・C」のフィナーレ部分です。オレーシヤ・ノヴィコワの他、ソーモワ、イワンチェンコ、コンダウーロワ、セルゲイエフなど、この日の出演者の半分くらいが華麗な衣装にお色直しして再登場です。教え子が多いセリュツキーのためのガラなので、群舞もみんなで大トリというのはいいな~と思いましたし、すごくみんなに愛されてる教師だと再認識。もうこんなにおじいちゃんなのか…と切なくなりましたが、本当にまだまだ長生きして欲しいと思います。
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by jicperformingarts | 2012-03-31 15:58 | 公演の感想(バレエ) | Comments(1)

2012.03.27 マリインスキー劇場「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」

久々のロシアでのバレエ鑑賞…ですが、今回はスイスにあるベジャール・バレエ・ローザンヌ(BBL)による引っ越し公演です。二部構成だったのですが、4作品を、第一部1作品、第二部に3作品と振り分けていてなんだかバランスが悪かったような…。

「愛が私に語りかけるもの」
エリザベット・ロス ジュリアン・ファヴロー 大貫真幹
個人的にベジャールはすごく気に入る作品とそうでないものの差が激しいのですが、すみませんこの作品は後者でした。マーラーの美しいながらもやや剣呑な音楽に合わせて「彼」「彼女」「子ども」を軸に構成されます。約30分と長い作品なので一言でどう、とは言えないのですが、リフトが力技であまり美しくなかったような…予習・復習なしで鑑賞すると、こんな感想しか出てきません(笑)

「カンタータ51」
大貫真幹 カテリーナ・シャルキナ
この作品は面白かったです。「ドン・ジョバンニ」系列というか、こういう薄口だけど音楽性豊か路線の方が、難解・哲学風味よりもハズレがない、と思うのは、単に私の教養不足なのでしょうか。バッハのカンタータ(教会音楽)を使っているので荘厳なパートもありますが、決して重くない作品です。
「愛が私に語りかけるもの」の時も思ったのですが、大貫真幹さんは、とても素敵なダンサーですね。ジュテも端正で足音がしなくて、スイスイ次のパに移っていきます。弾む音そのもののような流麗な踊りが特に軽快なパートで鮮やかでした。

「La ou sont les oiseaux」
オスカー・シャコン、アラナ・アルチバルド、ファブリス・ガララク
作品名のロシア語訳を見ると、「鳥のいるところ」という意味のようです。ジル・ロマン振付とのことで、照明の使い方はベジャールより現代的で時代の流れを感じます。赤いスクリーンの前に男性が椅子を置いて座ると、スクリーンに女性の姿が映し出される…と思うとスクリーンの裏側から赤いドレスの女性が現れれる、という面白い出だしです。スター不在の出し物ですが、3人連続で床にベシャッと倒れながら登場したり男性ダンサーの頭上を女性が歩いたり(ここが鳥なんでしょうか)、と飽きが来ず、満足度は高かったです。

「ボレロ」
エリザベット・ロス
東京バレエ団がリズムでない「ボレロ」を観るのは初めてでしたが、BBLの団員の方が平均的に体格いい人が多いので、大集合すると重量感がありました。メロディーのロスは、女性としては結構いかつめなのですが、リズムの面々と比べて明らかに白く、明らかに異質な存在として浮かび上がって見えます。力みなぎるところと、だらっとするところの緩急を繰り返しながら段々ボルテージを上げていきます。特にドキッとしたのが、右腕を右から左に切れ味よく振るところ。女性特有の細い腕と反張する肘ならではの迫力があり、元々メロディーは女性のための役だったというのに納得です。
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by jicperformingarts | 2012-03-29 22:33 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

HP更新記録(2012.03.23):4月コンサート公演予定

モスクワ4月公演予定を更新しました。
サンクト・ペテルブルク4月公演予定を更新しました。


4月のコンサート・ホールの公演予定を追加しました。4月にはイースターがあるので、ゲルギエフ指揮でマリインスキー歌劇場付属管弦楽団が公演を行うほか、モスクワの主要なオーケストラも大体そろい踏みです。
 また、昨日から始まっているマリインスキー国際バレエ・フェスティバルですが、「若者と死」の初演(というかリバイバル)を飾ったのは、ウラジーミル・シクリャロフとエカテリーナ・コンダウーロワとのことです。詳しい日程・キャストはこちらです。
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by jicperformingarts | 2012-03-23 10:25 | HP更新記録 | Comments(0)

HP更新記録(2012.02.27):モスクワ5月、ペテルブルク4~5月

ブログに更新情報を載せ忘れていました。
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モスクワ5月公演予定を作成しました。
サンクト・ペテルブルク4月5月の公演予定を作成しました。


 マリインスキー劇場の4月以降の公演予定はまだ発表されていないのですが、そろそろGWのご旅行を検討されるかたもいらっしゃると思いますので、発表されている範囲で公演予定のページを作成しました。実際の公演数は今ご紹介している分より多くなります。
 また、会場がマリインスキー劇場、ミハイロフスキー劇場ではないので、公演予定のページには記載されていませんが、4月11~16日はペテルブルクでダンス・オープンというダンスフォーラムが開催されます。まだ詳細は発表になっていませんが、例年のゲストから想像するとバレエファンの方にとっては、特に14日~16日は要チェックの催しかと思います。
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by jicperformingarts | 2012-03-13 21:27 | HP更新記録 | Comments(0)

【キャスト情報】第12回マリインスキー国際バレエ・フェスティバル

2012年3月22日~4月1日に開催されるマリインスキー国際バレエ・フェスティバルのキャストが大体出そろったのでご紹介します。

http://www.mariinsky.ru/en/playbill/festivale/fest_2011_2012/ballet_fest_229/

3月22日(木)19:00~
「放蕩息子」
ダニエル・ウルブリクト(NYCB)
Teresa Reichlen (NYCB)

「若者と死」(新制作)
未定

「バレエ・インペリアル」
ヴィクトリア・テリョーシキナ
オレーシア・ノヴィコワ
エフゲニー・イワンチェンコ

3月23日(金)19:00~「白鳥の湖」
アリーナ・ソモワ
マシュー・ゴールディング(オランダ国立バレエ)

3月24日(土)19:00~「バヤデルカ」
スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ)
アレクサンドル・ヴォルチコフ(ボリショイ・バレエ)

3月25日(日)19:00~「ラ・シルフィード」
アリーナ・コジョカル(英国ロイヤル・バレエ)
ヨハン・コボー(英国ロイヤル・バレエ)

3月26日(月)19:00~「ル・パルク」
ヴィクトリア・テリョーシキナ
アレクサンドル・セルゲイエフ

3月27日(火)19:00~「ベジャール作品の夕べ」
「愛が私に語りかけるもの」「カンタータ第51番」「La ou sont les oiseaux」 「ボレロ」

3月28日(水)19:00~「ベジャール作品の夕べ」 
「愛が私に語りかけるもの」「カンタータ第51番」「La ou sont les oiseaux」 「ボレロ」


3月29日(木)19:00~
「イン・ザ・ナイト」

マリア・シリンキナ
ヴィクトル・バラノフ
アリーナ・ソモワ
エフゲニー・イワンチェンコ
エカテリーナ・コンダウーロワ
ダニラ・コルスンツェフ

「小品集」 
ウリヤナ・ロパートキナ
スヴェトラーナ・ザハロワ
ヴィクトリア・テリョーシキナ
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
オリガ・イェシナ
アリーナ・ソモワ
ヴェラ・アルブゾワ
イーゴリ・コールプ
ダニラ・コルスンツェフ
アレクセイ・ティモフェーエフ
アレクサンドル・セルゲイエフ
アンドレイ・カスヤーネンコ
アンドレイ・イェルマコフ
及び、ベジャール・バレエ・ローザンヌのソリスト

「シンフォニー・イン・C」
アリーナ・ソモワ
アレクサンドル・セルゲイエフ
エカテリーナ・コンダウーロワ
エフゲニー・イワンチェンコ
オレーシア・ノヴィコワ
アレクセイ・ポポフ
マリア・シリンキナ
アレクセイ・ティモフェーエフ

※この演目は中止になり、第3部も「小品集」になりました。出演者には大幅な変更はありませんが、ユリア・マハリナが加わっています(2012年3月14日)。

3月30日(金)19:00~
「ERRAND INTO THE MAZE」

ディアナ・ヴィシニョーワ
イリヤ・クズネツォフ

PIERROT LUNAIRE
ディアナ・ヴィシニョーワ
イーゴリ・コールプ
アレクサンドル・セルゲイエフ
コンスタンチン・ズヴェーレフ

SUBJECT TO CHANGE
(こういう作品名のようです。)
ディアナ・ヴィシニョーワ
アンドレイ・メルクリエフ
アレクセイ・ニドヴィーガ
アントン・ピモノフ
イリヤ・ペトロフ

※「ディアナ・ヴィシニョーワ:ダイアログ」から変更になりました。

3月31日(土)19:00~「アンナ・カレーニナ」
ウリヤナ・ロパートキナ
アンドレイ・イェルマコフ
イスロム・バイムラードフ
マリア・シリンキナ

4月1日(日)19:00~ 「世界のバレエ・スターによるガラ」
「カルメン組曲」
ディアナ・ヴィシニョーワ
コンスタンチン・ズヴェーレフ
(ホセ役は未定)

「小品集」
ウリヤナ・ロパートキナ
エカテリーナ・コンダウーロワ
ヴィクトリア・テリョーシキナ
イリーナ・ゴールプ
オクサーナ・スコーリク
マシュー・ゴールディング(オランダ国立バレエ)
ダニラ・コルスンツェフ
チムール・アスケロフ
キム・キミン
ウラジーミル・シクリャロフ

「シンフォニー・イン・C」
アリーナ・ソモワ
マクシム・ジュージン
エカテリーナ・コンダウーロワ
エフゲニー・イワンチェンコ
オレーシヤ・ノヴィコワ
フィリップ・スチョーピン
マリア・シリンキナ
アレクセイ・ティモフェーエフ
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by jicperformingarts | 2012-03-11 01:11 | フェスティバル情報 | Comments(0)

HP更新記録(2012.02.13):ペテルブルク3月、モスクワ4月公演予定

モスクワ4月公演予定を作成しました。
サンクト・ペテルブルク3月の公演予定を更新しました。
 

 また更新が滞っていましたが、ペテルブルク3月モスクワ4月の公演情報を追加しました。
 3月18日のマリインスキー劇場の開演時間・演目が一部変更になっておりますのでご注意ください。また、マリインスキー国際バレエ・フェスティバルのキャストがほんの一部だけ公表されています。3月24日の「バヤデルカ」にスヴェトラーナ・ザハロワ、3月31日の「アンナ・カレーニナ」にウリヤナ・ロパートキナ出演とのことです。ディアナ・ヴィシニョーワは3月30日の彼女のプロデュース公演に出演する他、彼女のオフィシャルHPによると4月1日のガラ・コンサートで「カルメン」を踊る予定とのことです。
 また、3月27日、28日の公演は、ベジャール・バレエ・ローザンヌ(BBL)のオフィシャルHPによると、マリインスキー・バレエによる公演ではなく、BBLの引っ越し公演のようで、演目は「愛が私に語りかけるもの」「カンタータ第51番」「La ou sont les oiseaux」 「ボレロ」となっています。以上の情報はまだマリインスキー劇場のオフィシャルHPには記載されていないので暫定情報です。
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by jicperformingarts | 2012-02-13 12:51 | HP更新記録 | Comments(0)


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ボリショイ劇場
マリインスキー劇場
モスクワ音楽劇場
ノーヴァヤ・オペラ(モスクワ)
ミハイロフスキー劇場
エカテリンブルク国立劇場
ペルミ国立劇場
ノヴォシビルスク国立劇場
タタール国立劇場(カザン国立歌劇場)
バシキール国立劇場(ウファ)
サマーラ国立劇場
チェリャビンスク国立劇場
サラトフ国立劇場
クラスノヤルスク国立劇場
ボロネジ国立劇場
ニジニ・ノヴゴロド国立劇場
ロストフ国立音楽劇場
アストラハン国立劇場
チュバシ国立劇場
オムスク国立音楽劇場
国立ブリャート歌舞劇場
コミ共和国国立劇場(スィクティフカル)

カザフスタン国立オペラ劇場
アルメニア国立オペラ劇場
リヴィヴ国立オペラ劇場(ウクライナ)

エルミタージュ・バレエ
クレムリン・バレエ
モスクワ・シティ・バレエ
エイフマン・バレエ
タッチキン・バレエ
ヤコブソン・バレエ(サンクト・ペテルブルク・アカデミー・バレエ)
パンフィーロフ・バレエ

■コンサート
モスクワ音楽堂
チャイコフスキー記念モスクワ・コンセルヴァトーリア
チャイコフスキー記念コンサート・ホール(*Moscow Philharmonic Society)
ボリショイ・ザール(*マールイ・ザールと共通)

■その他(編集中)
サンクト・ペテルブルク国立児童音楽劇場
アレクサンドリンスキー劇場
マールイ・ドラマ劇場
ヴォルコフ・ドラマ劇場(ヤロスラヴリ)

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