ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
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タグ:ノヴォシビルスク ( 10 ) タグの人気記事

パリ・オペラ座バレエのノヴォシビルスク公演

 フランス-ロシア交流年のプログラムの一つとして、現在ノヴォシビルスク国立バレエがパリのシャトレ座で公演を行っていますが、9月にはパリ・オペラ座バレエがノヴォシビルスク国立劇場で公演を行うとのことです。
 公演日程は以下の通りです。

http://www.opera-novosibirsk.ru/announces/index.php?rnw-a:e=4&rnw-a:id=793

9月17日 18:30~『パキータ』(ラコット版)
9月18日 13:00~『パキータ』(ラコット版)
9月18日 18:30~『パキータ』(ラコット版)

当初、ボリショイ劇場でも公演を行うということになっていたと思いますが、まだそれらしいアナウンスはありません。とりあえず先に出てきたノヴォシビルスク公演のみご紹介しました。
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by jicperformingarts | 2010-07-16 20:40 | イベント・ゲスト情報 | Comments(0)

1/3 ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 『くるみ割り人形』

バレエの定番『くるみ割り人形』をロシアで見比べてみよう!②

 年末から新年にかけては、ロシアでも冬休みなので劇場の公演数は局地的に激増しますが、とりわけ多く上演されるのがこの『くるみ割り人形』。日本でもクリスマスの定番演目となっていますし、チャイコフスキーの音楽もあって、「バレエを観るなら『くるみ割り人形』か『白鳥の湖』かなあ」という方も多いのではないでしょうか。
 ですが、一口にロシアの『くるみ割り人形』といっても劇場によって演出等様々ですので、今回ちょっと『くるみ割り人形』めぐりをしてきました。


第2弾はノヴォシビルスク・バレエです。この劇場のくるみ割り人形は前任のバレエ・マスターであるセルゲイ・ヴィハレフのバージョン(注:ヴィハレフ退任後、バレエマスターのポストは廃止され、代わりに芸術監督が設置されました)。
 基本的にはワイノーネン版で、話の筋が通りやすいようにマイナーチェンジを施したという感じです。具体的には、マリーとくるみ割り人形、王子と金平糖の精を全く別の登場人物としているので、(特にくるみ割り人形から王子に変身するシーンなど)不自然さを感じることもないですし、また、本当はフリッツ(マリーの兄)もくるみ割り人形が欲しかったので、取り合いになって運悪く壊れてしまう、という感じです。その他、最初、ドロッセルマイヤーが機械仕掛けの人形に囲まれた部屋にいるところから始まるので、ほんのり『コッペリア』コッペリウス風味です。
 衣装・装置は至ってシンプル。物足りないとも言いますが(笑)、そもそもロシア系の『くるみ割り人形』全般がこういう感じなので、標準なのではないでしょうか。

 今回観たのは11:30開演のマチネでした。さすが冬休みのマチネ、お子様率は高く、クロークのクリスマス・ツリーではイベントでもあったのかマイクが残されており、子供が色々歌ってました。可愛かったです。私のチケットも、「娘が突然病気になっちゃって」という若いママから100ルーブリ(360円くらい)で譲って頂きました。

  若手中心のマチネで観ましたが、そこは伸び盛りのバレエ団。「あれ? こんないい子いたっけ?」と思うと入団一年目だったりで、将来が楽しみです。
  特に、お、と思ったのが、くるみ割り人形を踊ったセミョーン・ヴェリチコです。容姿・立居振舞いも優雅で、このまま他バージョンのように王子も踊れそうでした。横に開脚する跳躍が、爪先まで良く伸びふわっとしていて印象的でした。一幕最後の、マリーを担ぎ上げたまま舞台袖まで連れて行くまさに最終盤のリフトだけミスってしまいましたが、そこはご愛敬??
  もう1人、金平糖の精を踊ったヴェーラ・サヴァンツェワも入団一年目です。えーと、容姿はgoo-です。というか不思議な魅力があります。体型はヒョロヒョロでもなくムチムチでもなく伸びやか。お顔も作りそのものよりも表情が印象に残るというか、健康的でいいですね。

  その他、マリーを踊ったエレーナ・ルィトキナは小柄で元気いっぱいなところが新鮮でした。可憐なだけがマリーではないってことでしょうか。一方、既に何回か観ているロマン・ポルコーヴニコフは不調でした。リフトのサポートはスパンと決まるのに、回転系のサポートがほぼ全滅とはこれいかに。。。でもマネージュで床面に描く円は大きくなってました。あのノヴォシビルスクの大きな舞台を大回りできるダンサーも珍しいかなと思います。
  こんな感じで、5年後が楽しみな若手が観れたのは勿論収穫なのですが、雪の場の清々しい美しさを観ると、改めてこのバレエ団の感じ良さは貴重だな~と思います。

  結局、この日は朝5:40にノヴォシビルスク空港着、荷物がナカナカ出てこず、市内に出れたのは7:30頃。そこから駅の仮眠室でシャワーを浴びて仮眠とって~というスケジュールだったので、結構慌ただしかったです。でも太陽が出ていて、気温もマイナス8度と過ごしやすかったのはラッキーでした。おかげで終演後街をブラブラすることができました。
18:00にはモスクワに向かうべく空港に戻ります。21:00に(時差は3時間)モスクワに着くと、なんとマイナス15度…。寒波でした。
  そんなわけで、翌日、1月4日はボリショイ劇場の『くるみ割り人形』です。
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by jicperformingarts | 2009-01-03 11:30 | 公演の感想(バレエ)

ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 第63シーズン閉幕

  「またノヴォシビルスク国立オペラ劇場の記事?」と思われてしまいそうです(笑)
  多分、ほかの劇場でもさまざまなイベントにも取り組んでいるとは思うのですが、この劇場のHPの更新ペースが早くて情報が多い結果なので、それがマネージメント力格差なのかなとも思います。今回、元にしたのはこちらの記事なのですが、長いので要約させていただきました。
  photo;JIC旅行センター
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ノヴォシビルスク国立オペラ劇場の第63シーズンは7月8日ですが、閉幕までの期間、様々なイベントが企画されています。

①劇場前広場で行われる野外コンサート
  6月26日に、オペラをメインにした野外コンサートが企画されています。指揮は先日パリ・オペラ座デビューを果たしたテオドール・クレンツィス(ノヴォシビルスク国立オペラ劇場、首席指揮者)。

②「白鳥の湖」全幕2公演
  クライマックスも近い6月25日、27日に、シーズン最後の『白鳥の湖』公演が行われます25日は同劇場プリマであるナタリア・エルショワと、バレエ団監督のイーゴリ・ゼレンスキーが、27日にはドレスデン・バレエのナタリヤ・ソログープと、ノヴォシビルスク・バレエのホープであるロマン・ポルコーヴニクが出演予定となっています。

③6月29日 キリル・シモノフ・バレエの夕べ
  マリインスキー・バレエとの仕事で知られるロシアを代表する現代バレエの振付家、キリル・シモノフの小品『Come in!』、『プルチネッラ』が上演されます。こちらにも、ナタリヤ・ソログープを含め、ゲストが出演する予定。

④7月8日 シーズン閉幕公演
  今シーズンの閉幕はバレエ公演で、今シーズンのプルミエ(新作)が一挙上演されます;『アポロ』(※このプルミエは昨シーズン)、『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』、『Whispers in the Dark』、『“バヤデルカ”より影の王国』。 
  『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』については、劇場プリマのアンナ・ジャロワと、ノヴォシビルスク出身のチューリッヒ・バレエのソリストであるセミョーン・チュージンが出演することとなっています。
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by jicperformingarts | 2008-06-21 16:46 | その他劇場公式発表 | Comments(0)

「第一回シベリア国際バレエ・フェスティバル」閉幕

ノヴォシビルスク国立オペラ劇場のオフィシャルHPより 
5月24日から5月31日まで、ノヴォシビルスク国立オペラ劇場で「第一回シベリア国際バレエ・フェスティバル」が開催され、ガラ・コンサートで閉幕となりました。
(プレイビルについてはこちらの記事をご覧下さい)
photo:JIC旅行センター
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劇場プレイビルによると、最終日のガラ・コンサートの概要は以下の通り:
【第一部】
「海賊」よりパ・ド・ドゥ 
      マリヤ・アレクサンドロワ(ボリショイ・バレエ)
      イーゴリ・ゼレンスキー(ノヴォシビルスク・バレエ)
「ロミオとジュリエット」よりバルコニーのパ・ド・ドゥ
      エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(マリインスキー・バレエ)
      ウラジーミル・シクリャロフ(マリインスキー・バレエ)
「ジゼル」よりパ・ド・ドゥ
      ナタリヤ・オシポワ(ボリショイ・バレエ)
      セミョーン・チュージン(チューリッヒ・バレエ)
「バヤデルカ」よりパ・ダクシオン
      アンナ・アジンツォーワ(ノヴォシビルスク・バレエ)
      アンドレイ・ウヴァーロフ(ボリショイ・バレエ)
「Distant cries」(振付:エドゥアルド・リャン)
      ナタリヤ・エルショワ(ノヴォシビルスク・バレエ)
      ロマン・ポルコーヴニコフ(ノヴォシビルスク・バレエ)
「スパルタクス」より
      イワン・ワシーリエフ(ボリショイ・バレエ)
【第二部】
「Whispers in the Dark」 (振付:エドゥアルド・リャン)
      ナタリヤ・エルショワ    ロマン・ポルコーヴニコフ
      アンナ・アジンツォーワ  オリガ・チェリューパ
      イリヤ・ゴロフチェンコ   アンドレイ・マトヴィエンコ(以上ノヴォシビルスク・バレエ)
【第三部】
「グラン・パ・クラシック」
      アンナ・ジャロワ(ノヴォシビルスク・バレエ)
      セミョーン・チュージン(チューリッヒ・バレエ)
「パリの炎」よりパ・ド・ドゥ
      エレーナ・ルィトキナ(ノヴォシビルスク・バレエ)
      マクシム・グリシェンコフ(ノヴォシビルスク・バレエ)
「カルメン組曲」
      マリヤ・アレクサンドロワ(ボリショイ・バレエ)
      アンドレイ・ウヴァーロフ(ボリショイ・バレエ)
「眠れる森の美女」
      エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(マリインスキー・バレエ)
      ウラジーミル・シクリャロフ(マリインスキー・バレエ)
「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
      イワン・ワシーリエフ(ボリショイ・バレエ)
      ナタリヤ・オシポワ(ボリショイ・バレエ)
      エレーナ・ルィトキナ(ノヴォシビルスク・バレエ)

この記事の参考とした原文はこちらです。              
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by jicperformingarts | 2008-06-06 00:52 | フェスティバル情報 | Comments(0)

ノヴォシビルスク国立オペラ劇場

記者会見報告:劇場の新企画について

ノヴォシビルスク国立オペラ劇場は、先日以下の内容の記者会見を行いました。

①オペラ『マクベス』の共同制作
   当劇場では、バリ・オペラ座と共同で『マクベス』(音楽:ヴェルディ)のプルミエ(新作披露公演)を行う。まず2008年12月2日にノヴォシビルスクで公演を行い、その後2009年5月にパリで12公演行う。パリ公演の内、2公演はキャストもコラボする予定。そしてその後は、この作品は当劇場のレパートリーに入ることとなっている。
   監督・指揮はテオドール・クレンツィス、舞台美術はドミトリー・チェルニャコフが手がける。   
  
②第1回「シベリア国際バレエ・フェスティバル」
   2008年5月26日から5月31日までの開催を予定。プレイビルは以下の通り:
   ・5月26日 「ジゼル」 アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー(英ロイヤルバレエ)
   ・5月27日 「バヤデルカ」 エレナ・ヴォストロティナ(ベルリン) イーゴリ・ゼレンスキー
   ・5月28日 「ドン・キホーテ」 ナタリア・オシポワ イワン・ワシーリエフ(ボリショイ劇場)
   ・5月29日 「バヤデルカ」 オレーシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ
                     (マリインスキー劇場)
   ・5月30日 「眠れる森の美女」 未定 セミョ-ン・チュージン(チューリッヒ)
   ・5月31日 「ガラ・コンサート」  詳細未定
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by jicperformingarts | 2008-05-11 14:59 | プルミエ・シーズン情報

12/16 ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 「バヤデルカ」

     ニキヤ/ナタリヤ・エルショワ 
     ソロル/エフゲニー・イワンチェンコ
     ガムザッティ/アンナ・アジンツォーワ


 イワンチェンコはマリインスキーからのゲストです。ので結局このプルミエの主役ダンサー4人の内、生え抜きはナタリヤ・エルショワ一人ということになります。確かにこのカンパニーは男性陣が弱いので(というかカンパニーの水準の差は女性よりも男性陣のほうに露骨に表れるからなんですが)、ソロルの大技が多いこの演出でゲストを呼ぶのは仕方ないこととは思いますが、次は自前のキャストでプルミエ公演が行えるといいなあと思います。
 その唯一の生粋ノヴォシビルスクっ子のエルショワですが、クラシックとしてもそう見劣りしないレベルだし、なによりきちんと演技できるダンサーなので、良かったです。一方イワンチェンコは…立ち居振舞はちゃんとワガノワなのですが、演技が適当でした(笑) とはいえ、サポートにもソロの大技にも不安は全くないのはさすがです。
 ガムザッティのアジンツォーワは、やっぱりフェッテはグラグラなんですが、気位の高さがちゃんとガムザッティでした。一幕2場のニキヤと言い争う場面では、ニキヤに自分の婚礼用のティアラを見せることが多いのですが、このバージョンでは代わりにハイ・ブラーミンが置いていったニキヤのヴェールを使います。こうすると「聞いたわよ、私の未来の夫と付き合ってるんですってね」的なせりふが浮かび上がってきて、うわあ怖!と思いました。
 黄金の仏像は両日ともロマン・ポルコーブニコフでした。初日は結構ぐらついてましたが、二日目はミスなくまとめてきました。いかにも黄金の仏像要員な彼なので、当然のように喝采を浴びていました。
 ここがこの街唯一のオペラ劇場なので、当然市民の大部分はこの作品は初見なわけですが、最初に観たバヤデルカがこれなら運がいいんじゃないかな、と思います。大層失礼ながら、まさかシベリアでこんなバレエが観れるとは、と思ってしまいました。2日通してみると、キャストがほとんど重複しているので、まだまだ層は薄いのかな~という気はするのですが、コールドもきれいだったので、5年後に期待です。
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by jicperformingarts | 2007-12-16 18:30 | 公演の感想(バレエ)

12/15 ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 「バヤデルカ」 

      ニキヤ/エレナ・ヴォストロティナ
     ソロル/イーゴリ・ゼレンスキー
     ガムザッティ/クリスチーナ・スタロスチナ


 芸術監督を務めるゼレンスキーが演出も手がけて更に主役も踊るというプルミエ公演でした。この公演を見た日本人はほぼ皆無だと思うので、ちょっと詳しめに感想を書きます。
 まず演出に関して。2幕までは至って正統派ですが、3幕はちょっと変わっていて、結婚式の場面はなしで、影の王国からそのまま寺院崩壊になります。自分から天罰受けに行ったように見えるので、「ほんっとソロルってどうしようもない男だよねー」と言おうとしたら先手打たれました(笑)転換の都合上、影の王国が森の中という設定なので、まるでインド版ジゼルです。でも装置がとても良かったので、この3幕はとても気に入りました。
 装置はグルジア人のダヴィド・モナヴァルディサシビリ。舌かみそうです(笑) グルジアの血でしょうか。装置が本格的にアジアで、アジア人としてはおおっと思いました。ユニークだと思いますし、森の装置が本当に森のにおいがしてきそうで素敵でした。衣装はロシアでは有名なバレエ歴史家・デザイナーのアレクサンドル・ワシーリエフです。遠目に見てると悪くはないのですが、スパンコールがまんべんなくキラキラ、とか縁取りが単調とか、のっぺりした印象で、オペラグラスでじっくり観る楽しみがなくて残念です。あとは、ソロルの衣装だけが嫌がらせのように変でした(笑)
 ダンサーに関して。ニキヤを踊ったヴァストロチナは元マリインスキーの期待の星で、今は移籍してドイツのドレスデンで踊っています。巫女らしい神々しさはないのですが、年頃の女の子という感じで、かわいらしいニキヤでした。3年ほど前に彼女の「白鳥の湖」を観た時は、血の気が全く通ってないようなお人形さんタイプに見えたので、だいぶ成長したんだなあと思いました。3幕では足音がほとんどしなくて、クラシックとしての品格も保ってるし、跳躍のときも身体能力をひけらかすこともなくて好印象でした。
 そしてソロルですが、う~ん、偉そうですね! 戦士という設定なのですが、将軍とかにしか見えません(笑)威厳ありすぎて、純愛はどうかな~と思ってたのですが、実はその威厳が崩れた瞬間が印象的になるのでよかったです。
 ガムザッティのスタロスチナはまだ学生なので、ガムザッティはちょっと早かったかなあと思います。やっぱりガムザッティはテクニックになんの不安もない人に踊ってもらわないと、舞台がしまりません。それでもジュテは軽やかで素敵だったし、精一杯演技していて、応援したくなる子でした。 
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by jicperformingarts | 2007-12-15 18:30 | 公演の感想(バレエ)

11/17 ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 「フォーキン・プロ」

  “ショピニアーナ” アンナ・アジンツォーワ / ロマン・ポルコーヴニコフ
  “韃靼人の踊り” マクシム・グリシェンコフ 
  “シェヘラザード” ナタリア・エルショワ / イーゴリ・ゼレンスキー


  世界的なダンサーで、昨シーズンからこの劇場の芸術監督を務めているゼレンスキーが“シェヘラザード”を踊るということで行ってみました。考えることはみんな一緒なのか、観客がまばらだった昨日とはうって変わって9割以上の客の入りです(笑)
  “ショピニアーナ”ではマズルカを踊ったクリスチーナ・スタロスチナの跳躍がとても軽やかで印象的です。ポルコーブニクはあまりにも少年らしすぎて、この役に必要な浮世離れした雰囲気が足りなかったのですが、ソロもサポートもソツなくこなしてました。
  第2部は“韃靼人の踊り”だけなので15分程度.。あっという間でした。男性ソリストのマクシム・グリシェンコフがパワフルでよかっただけに、「メイクと衣装、もうちょっとかっこよくしてあげて…。ついでに女性陣の衣装も…」と心の底から強く思いました。
 そして最後は“シェヘラザード”です。ゾベイダのナタリア・エルショワはポーズもいいポジション研究しました、という感じで健闘していましたが、もうちょっと自然なお色気が欲しかったです。ゼレンスキーに関しては、地方都市に突然世界の横綱級が登場した形なので、一バレエファンとしていいものを観たな~と素直に思いました。
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by jicperformingarts | 2007-11-17 18:30 | 公演の感想(バレエ)

11/16 ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 「スペードの女王」

     ゲルマン/ オレグ・ヴィヂェマン
     リーザ / ユリア・シャグドゥロワ
     伯爵夫人 / ガリーナ・ブビチョーワ

  
  女性コーラスは繊細でいいと思います。普段聞いているマリインスキーのオペラは男性も女性も恐ろしいほどの迫力なので、女性らしくて癒されました。衣装・装置もゴージャスというほどではないですが、趣味がいいので「慎ましい」という印象。優しげといいますか、個人的にこういうのは好きです。この日は最廉席の110ルーブリ(500円弱)で見ましたが、傾斜があるので観やすかったですし、割とどこからでも観やすい構造だと思います。
 女性ソリストも高水準でおおっと思ったのですが、ゲルマンは出っ腹のおじさんでびっくりしました。オペラではよくあることとはいえ、肝心の歌もぱっとせず、「そりゃあカードの魔力を借りないとリーザをものにはできないよねー」と思わずにはいられなくて逆に物語に説得力がうまれた格好です。 
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by jicperformingarts | 2007-11-16 18:30 | 公演の感想(オペラ)

11/14 ノヴォシビルスク国立オペラ劇場 「コッペリア」

    スワニルダ / アンナ・ジャロワ
    フランツ / マクシム・グリシェンコフ 


 舞台が異様に広いので群舞のアラは多少目立つものの、劇場というハード、衣装・装置すべてひっくるめた総合点でいくと、今回回った地方都市の中では一番よかったかなあ、という印象です。
 主役のアンナ・ジャロワはスタイルは良くないですが、その分コントロールがきいた快活そうな踊りで好印象。それにしてもワガママそうなスワニルダ(笑)グリシェンコフはサポートが苦手な様子で正直頼りなかったですが、跳躍は勢いもあるし、元々フランツがおばかさんな役なので、まあご愛嬌という範疇です。
 という感じでダンサーのレベルもあかぬけた雰囲気があってなかなかなのですが、例えばスワニルダの友人が8人というなんとも微妙な数字な上に、実力がバラバラのダンサーを並べて踊らせていてトータルで見るとスマートではない、というようにあちこち損をしているのがもったいないなあと思いました。
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by jicperformingarts | 2007-11-14 18:30 | 公演の感想(バレエ)


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