ロシア:劇場のしおり


旧ブログ名:『サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記』■サンクト・ペテルブルクやモスクワを中心に、ロシア各都市の劇場トピックスなどをご紹介しているJIC旅行センターのブログです。
by jicperformingarts
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第14回ダンス・オープン(サンクト・ペテルブルク)

 毎春、サンクト・ペテルブルクで開催されているダンス・フォーラム<ダンス・オープン>ですが、ダンサー向けのワークショップ以外にも、一般向けの公演を企画していますので、概要をご紹介します。

http://www.danceopen.com/en/

4月21日(火)19:00~
アレクサンドリンスキー劇場
オランダ国立バレエ「Back to Bach」

4月25日(土)19:00~
ボリショイ・ドラマ劇場
ウィーン国立バレエ「Contra Clockwise Witness」

4月24日(金)19:00~
4月25日(土)19:00~
アレクサンドリンスキー劇場
ボリショイ・バレエ「じゃじゃ馬慣らし」

4月27日(月)19:00~
アレクサンドリンスキー劇場
「ガラ・コンサート」
http://www.danceopen.com/ru/938-gala-dance-open-2015
<出演予定者>
ジョエル・カレーニョ(ノルウェー国立バレエ)
ダニール・シムキン(ABT)
メリッサ・ハミルトン(英国ロイヤル・バレエ)
エリック・アンダーウッド(英国ロイヤル・バレエ)
サラ・ラム(英国ロイヤル・バレエ)
ワジム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ)
イザベラ・ボイルストン(ABT)
オシエル・グネオ(ノルウェー国立バレエ)
ジェム・クランドール(デンマーク・ロイヤル・バレエ)
アルバン・レンドルフ(デンマーク・ロイヤル・バレエ)
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# by jicperformingarts | 2015-03-09 23:26 | フェスティバル情報 | Comments(0)

HP更新記録(2015.3.9):3月モスクワ・サンクト・ぺテルブルク公演予定

3月モスクワの公演予定を作成しました。
3月サンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。


 胃腸炎で苦しんでいる間に既に3月になってしまいましたが、3月の公演予定を作成しました。マリインスキー劇場では第15回マリインスキー国際フェスティバルの他、オペラでニーンベルングの指輪を、ゲルギエフ指揮で4作一挙上演と、盛りだくさんです。
 モスクワでも、ボリショイ・バレエ「ハムレット」初演やゴールデン・マスク賞のノミネート公演が始まり、充実しているようです。



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# by jicperformingarts | 2015-03-09 01:02 | Comments(0)

HP更新記録(2015.1.26):2月サンクト・ぺテルブルク公演予定

2月サンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。

 年末年始に、アエロフロート航空利用でロンドンとロシアに行ってまいりました。
 ロシアは一年ぶりでしたが、アエロフロートでは機内WiFiが既に導入されていたり、またロシアの鉄道駅ではフリーWifi(なかなか快適でした)も導入していたりと、ロシアのIT化に驚いた旅でした。



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# by jicperformingarts | 2015-03-09 00:51 | HP更新記録 | Comments(0)

【ロシア鉄道駅】ヤロスラヴリ・パッサジールスキー

Photo: JIC旅行センター

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訪問時期:2015年1月
駅の名前:Ярославль Пасс (ЯРОСЛ)
※現地の人には「モスコーフスキー・ヴァクザール(モスクワ駅)」の方が通じやすいです。
※駅としては、ヤロスラヴリ・グラーヴヌィ駅の方が大きく栄えていますが、モスクワのヤロスラヴリ駅行の列車はこちらの駅から「も(※注意)」出発するので要注意です。(※注意 モスクワのヤロスラヴリ駅行きのほとんどの列車はグラーヴヌィー駅発。コストロマ、シベリア鉄道方面からやってくる列車がパッサジールスキー発)


市中におけるおおよその位置:
市内中心部から、コトロスリ川を隔てて4~5kmです。
なお、ヤロスラヴリ・グラーヴヌィ駅からは、白タクシーを値切って350ルーブル、10分強で着きました。
※上の「駅の名前」の項目をGoogle map等に貼りつけて検索すると、すぐに周辺地図が出てきます。


待合室:
トイレ・シャワー:
その他お店情報:
線路から見て右側が長距離行、左側が近郊行の切符売場・待合場所になっています。近郊行側に、カフェと名のつく看板はあり、売店もいくつかありましたが、駅自体はこじんまりしています。
トイレもありましたが、値段は確認していません。自動のコインロッカーはありましたが、ざっと見たところ、手荷物預かり所はありませんでした。


インターネット:ロシア国鉄のフリーWifiあり。


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# by jicperformingarts | 2015-01-26 00:57 | ロシアの鉄道駅 | Comments(0)

【ロシア鉄道駅】ヤロスラヴリ・グラーヴヌィ

Photo: JIC旅行センター

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訪問時期:2015年1月
駅の名前:Ярославль Главный (ЯРОСЛ ГЛАВ)
※鉄道の切符に「ЯРОСЛАВЛЬ」とだけ記載されている場合は、ヤロスラヴリ・パッサジールスキー駅になりますので、ご注意ください。


市中におけるおおよその位置:
市内中心部まで2~3km、トロリーバスで10分程度です。この駅から市内中心部まではスヴァボーダ通りで結ばれていますので、この通りが経路のトロリーバス等を捕まえればいいようです。

※上の「駅の名前」の項目をGoogle map等に貼りつけて検索すると、周辺地図が出てきます。


待合室:
その他お店情報:
駅舎本体はあまり何もなく、待合室も狭いです。隣のカッサがある建物の方が、設備が揃っています。上の写真の左手に見える建物ですが、1階入って左側に休憩室・トイレ、右側にカフェ等。おみやげ物屋さん・薬局等や待合室が2階です。


トイレ・シャワー(休憩室):
トイレは休憩室にあり、15ルーブルで借りられます。休憩室は6時間650ルーブルでした。休憩室を借りると、シャワーも使えます(シャワーだけの利用料は確認していません)。


手荷物預かり所:
通常の手荷物預かり所の他に自動のロッカーもあったので、こちらを利用してみました。利用する場合は、結局休憩室のデスクに行って、160ルーブルでカードを買うので、自動と言えるかは謎です。ただし、受取の際、行列に巻き込まれずに済む、という利点あります(当然、故障して取り出せなくなるリスクもありますが)。


インターネット:ロシア国鉄のフリーWifiあり。


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# by jicperformingarts | 2015-01-26 00:34 | ロシアの鉄道駅 | Comments(0)

【ロシア鉄道駅】ボログダ sanpo


Photo:JIC旅行センター
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訪問時期:2015年1月
駅の名前:ВОЛОГДА 1


市中におけるおおよその位置:
クレムリンまでは3~4kmです(すぐ知人の車に乗ってしまったため、公共交通機関は確認できませんでした。)。
※上の「駅の名前」の項目をGoogle map等に貼りつけて検索すると、すぐに周辺地図が出てきます。


待合室:
トイレ・シャワー:
その他お店情報:
未確認


インターネット:ロシア国鉄のフリーWifiあり。

※ほぼ線路から線路まで、知人がつきっきりだっため、駅舎散策ができませんでした。ということで、得た情報としては写真位です(上:クレムリン。下:クレムリン横のボログダ河でバトルーシュカ(円盤状のゴム製のソリのようなもの)で遊ぶ子どもたち)。

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# by jicperformingarts | 2015-01-26 00:06 | ロシアの鉄道駅 | Comments(0)

【ロシア鉄道駅】ベラルースキー駅(モスクワ)

訪問時期:2014年12月
駅の名前:МОСКВА БЕЛОРУССКАЯ


市中におけるおおよその位置:
地下鉄2番線・5番線「ベラルースカヤ駅」直結(※実際には少し地上を歩きます)。また、シェレメチェボ空港行きのアエロエクスプレスもこの駅発着です。


待合室:
駅舎の2階部分が待合室になっています。


トイレ・シャワー:
案内表示では休憩室となっていましたが、行ってみると「ホステル」という看板でした。子連れのファミリーであれば割安のようでしたが、一人一時間1000ルーブルと言われたので退散しました。
トイレは30ルーブルでした。


インターネット:ロシア国鉄のフリーWifiあり。


その他お店情報:
この駅にいたのが、12月31日23:30~1月1日3:30だったので、お店はほとんど閉まっていましたが、この待合室にも、駅の周りにもカフェは沢山ありました。また、カフェ以外にも、駅舎内には日用雑貨、お土産を扱うお店が色々あります。


※ロシア語が読める方へのご参考で、駅舎の見取り図も掲載します。
 (駅舎が複数あり、地味にわかりにくくて苦手な駅です。)

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# by jicperformingarts | 2015-01-25 23:35 | ロシアの鉄道駅 | Comments(0)

2015.1.3夜 ボリショイ劇場「くるみ割り人形」

アンナ・ニクーリナ
セミョン・チュージン

 以前、ボリショイ劇場新館でこのグリゴロヴィッチ版のくるみ割り人形を観た時は、少し寂しい演出だなと思ったのですが、今回は、群舞など含め、この演出の素晴らしさを再認識しました。私は、昔のボリショイ劇場をよく知らないので、過去のボリショイ劇場と比べてどうかはわかりませんが、単純に、ダンサーに力を与えてくれる舞台なのかなと思います。そういうハコは、世界でも希少だと思います。

 実は、アンナ・ニクーリナは数年前にソロで一度観ただけなので、その時「たおやかで美しいけれど、ふらふらしてるなあ」という印象をずっと引きずっていたのですが、ポワントが強くなっていて驚きました。回転の際も軸が安定しているので、一回転ごとに、美しい肩から腕のラインをしっかり見せてくれます。
 グリゴロヴィッチ版の金平糖の精の踊りは、ダンサーいじめかと思うほど難しく、必死の形相で踊るダンサーも目にするほどです。ニクーリナも、さすがに中盤のイタリアン・フェッテ~ピルエットを繰り返すところは、余裕がなさそうでしたが、この山場を終えてホッとした様子を見せず(つまり集中が切れることなく)、持ち前の抒情性醸し出してフィニッシュしていました。


 チュージンも、高いテクニックを上品に見せることができる、とてもいいダンサーだと思います。マネージュの時は、ボリショイのこの大きい舞台を回りきる!という気合いを感じました(笑)


 この大きな舞台を使い切る!という気合いは、群舞にもあった気がします。雪の場にしろ、花のワルツにしろ、群舞の数はそれほど多くありません。花のワルツは男性もいるので寂しいとは思いませんが、以前新館で観た際は、この場面を広い本館でみたら、空間がスカスカになるのでは…と思ったのですが、本館の方が、群舞一人一人の動きの大きさが迫力で、むしろ今回の方が舞台が狭く感じたほどです。

 第2幕の民族舞踊は、全員2人ずつのデュエットです。数が少ないということで、正直舞台負けしている踊りもありましたが…。とりあえず、スペインのマリヤ・ミーシナの回転は小気味よかったです。花のワルツの方が、セメニャチェンコ、アブドゥーリンなどなど全般にキャストが豪華で、どちらかというと、彼らをソロで観たかった、と思いました。



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# by jicperformingarts | 2015-01-15 01:25 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

2015.1.4 モスクワ音楽劇場「管弦楽入門」

指揮者:ヴャチェスラフ・ヴォーリチ
ガイド:アルチョム・ヴァルガフチク
ダンサー:エレーナ・ポドモゴワ、
      ティモフェイ・グーリン、ウラジーミル・フォーミン


 アウトリーチ等が盛んなヨーロッパの影響か、ロシアでも青少年向けの入門プログラムが増えてきたので、どんなものだろうと思い行ってみました。日本でいう就学年齢未満と思しき観客も多い中、休憩なしで80分程度の公演でしたが、あらゆる趣向を凝らしていて、ぐずりだす子どもはいませんでした。私自身とても面白く鑑賞しましたので、ロシア語がある程度できて(子どもが理解できる程度なので、難解なロシア語ではありません。)、オーケストラについてちょっと勉強してみたいなという方にはとてもおすすめです。

 プログラムは、ベンジャミン・ブリテンの楽曲の「マチネ・ミュージカル」「青少年のための管弦楽入門」「夕べの音楽会」で構成されています。出演は、指揮者のヴャチェスラフ・ヴォーリチと楽団員に加え、ガイドのアルチョム・ヴァルガフチクと、ダンサー3人です(コロンビーヌとハレーキン2人)。
 「マチネ・ミュージカル」の後、ガイドが淡々と解説しながら進行するのかな、と思っていたら、ガイドとダンサー3人が突然料理を始めます。「マチネ・ミュージカル」と「夕べの音楽会」がロッシーニからだったので、ロッシーニ風レシピということで、イタリアン料理のいいにおいが会場に漂います。 
 その後、「青少年のための管弦楽入門」「夕べの音楽会」と続きますが、ダンサーが大活躍です。「青少年のための管弦楽入門」の冒頭は、パーセルの「ムーア人の復讐」がベースになっているので、その寸劇をやったり(ガイド、指揮者も加わります。)、「夕べの音楽会」では、それぞれの民族衣装に着替えて、ボレロやタランテラなどを実際に踊って見せてくれました。もちろん、「青少年のための管弦楽入門」では、それぞれの楽器の特徴を解説するという基本は押さえているので、勉強にもなります。

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Photo:JIC旅行センター
(小ホールは大ホールとまたがらりと違う雰囲気です。)


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# by jicperformingarts | 2015-01-06 00:38 | 公演の感想(コンサート) | Comments(0)

2014.12.30 ロイヤル・バレエ「ドン・キホーテ」

アエロフロートでバレエ巡り~ロンドン編~

 今回は、アエロフロート利用で、成田→モスクワ→ロンドンで、ロンドンで3泊した後、ロンドン→モスクワでロシア国内に5泊滞在、その後モスクワ→成田のフライトで帰国というスケジュールです。ロシア在住の人へのお土産が多いので早く身軽になりたい、モスクワ→ヨーロッパ各都市へのフライトが遅延すると公共交通機関がなくなる、といった理由から、普段はロシアに行ってからヨーロッパという旅程が多いですが、今回はこのロイヤル・バレエの「ドン・キホーテ」が観たかったので、ヨーロッパが先になりました。


 キャスティングを見た時は、この二人を組ませるのか、と意外に思いましたが、実際観てみると踊りがロシア系なカップルということだったのかなと思いました。個人的にはとても見慣れた感じです(笑)
 ムンタギロフは、余裕のある跳躍や軸の正確な回転など、迫力はありますが非常に端正な踊りです。高田茜さんも、演技でおきゃんに振る舞ってはいますが、空気抵抗がないような、とても静かな踊りなので、びゅんびゅん空気を切って踊って欲しい場面では若干もの足りない感はありました。ということで、二人とも、踊りの性質として「ドン・キホーテなのかなあ」と思うところはありましたが、そもそもの踊りのクオリティは高く、演技ではしっかりキトリでありバジルでしたので、これはこれでという感じです。

 細かいところですが、まず高田さんは、ドゥルシネアの方はアラベスク一つ取っても、そっと空気の上に足を乗せるような繊細な踊り。フェッテは前半、腰に手をあててダブルを入れてきましたが、後半から段々失速し、30回目あたりで立ちそびれてそのままフィニッシュになりました。
 ムンタギロフは、ロシア出身の男性ダンサーとしては、最も順調に成長してる若手の一人かと思います(1990年生まれなので、今24歳?でしょうか)。外国のカンパニーをさすらう内に踊りが荒れていくダンサーも少なくないですが、彼の場合、今年ロイヤル・バレエに移籍するまではずっとENBに所属していたためか、踊りに擦れたところがありません。サポートは、第3幕のグラン・パのアダージョのアティチュード・ターンは失敗しましたが、第1幕の片手のリフト、酒場のシーンのキトリが後ろ向きに飛び込むリフトも危なげなくこなしていました。


 エスパーダはヴァレリー・ヒリストフ。ブルガリアの国立バレエ・アカデミー出身とのことです。旧ソ連のバレエ学校出身なら、キャラクター・ダンスは得意なのかな?と思ったのですが、そうでもなく。クラシックで観てみたいです。
 この日も森の女王はクレール・カルバート。前半は、昨日同様丁寧だったので、決して雑に踊っているわけではないと思いますが、前日夜公演(19時開演)に出演しての、昼公演(12時半開演)は体力的に辛かったのか、足元がふらつくことが多かったです。
 また、メルセデスはイツィアール・メンディザバル。昨日ラウラ・モレーラでしたが、この日のキャスティングの方が好みでした。


 昨日書きそびれましたが、この演出は、ドン・キホーテとガマーシュの決闘の後、お水を運んできた女性をドン・キホーテが気に入り、ガマーシュに槍を突き付けながら「おい、彼女いいじゃないか。嫁にしちゃいなよ!」的な感じでたきつけ、ガマーシュが彼女にプロポーズする、という場面があります。第3幕は、なんだかんだで彼女もガマーシュも幸せそうなので、アコスタ版ドン・キホーテはみんなでハッピーな演出で、年末のバレエ納めにはいい公演でした。


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# by jicperformingarts | 2014-12-31 18:24 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

2014.12.29 ロイヤル・バレエ「ドン・キホーテ」

アエロフロートでバレエ巡り~ロンドン編~

 今回は、アエロフロート利用で、成田→モスクワ→ロンドンで、ロンドンで3泊した後、ロンドン→モスクワでロシア国内に5泊滞在、その後モスクワ→成田のフライトで帰国というスケジュールです。ロシア在住の人へのお土産が多いので早く身軽になりたい、モスクワ→ヨーロッパ各都市へのフライトが遅延すると公共交通機関がなくなる、といった理由から、普段はロシアに行ってからヨーロッパという旅程が多いですが、今回はこのロイヤル・バレエの「ドン・キホーテ」が観たかったので、ヨーロッパが先になりました。


 ナタリア・オシポワ&マシュー・ゴールディングでキャスティングされていたこの公演ですが、オシポワが怪我のため、マリアネラ・ヌニェスに、そしておそらくゴールディングは怪我ではないのでしょうが、パートナーシップの都合かで、ティアゴ・ソアレスになりました。キャスト変更の紙を見ていなかったので、舞台上で「あれっ」となりましたが、いや~ヌニェス&ソアレスのドン・キホーテは萌えますね!(笑)セリフが聞こえてきそうなコミカルなやりとりはもちろん、特にヌニェスの演技でしょうか、非常に激しくどついておきながらもバジルへの愛溢れる目線は素敵です。
 
 ソアレスは全体におっとりした踊りで、ヌニェスのキトリを見守る感じでしょうか。演技はコミカルだったので、もう少し弾けてもよかった気がしますが。
 ヌニェスですが、第1幕のソロといい、酒場のシーンといい、何もそんな前のめりで全力疾走しなくても…と思うほどの張り切りぶりでしたが、足音も小さく、クラシックとして抑えるべきところは抑えているので、ガサツな感じはしません。第三幕のソロでもエシャッペやパッセの連続部分も、力強いとはまた違うのですが、本当に楽しそうで、こちらまでにこにこしてしまいます。夢の場のドゥルシネアのヴァリエーションのポップの部分もそういう感じだったので、これがヌニェスの個性なのかなと思いました。グランフェッテは、前半に一回、4,5回転を入れていましたが、その後は軸がブレがちの中、無理やり根性でダブルを織り交ぜるという感じで、そこは少し残念でした。

 エスパーダは平野亮一さん。こういう役を当てられる日本人って珍しいなと思いますが、納得の体格です。切れ味は抑えめですが、重量感があり、大物闘牛士の風格がありました。
 森の女王はクレール・カルバート。腕と脚の動きは調和していて、丁寧に踊っているのは伝わってくるのですが、脚がゴワッと上がって、可動域の限界でガグッと止まる感じで、なめらかさには欠ける印象です。
アムールのヤスミン・ナグディは、一回立ちそびれたような気がしましたが、テンポの速い音楽につられて動きが小さくなることもなく、良かったと思います。
 キトリの友人はヘレン・クロウフォードと金子扶生。並んで踊ると、やはり金子さんの華やかさが際立ちます。回転の軸も小気味よく、音の一瞬先に鮮やかにポーズが決まるので、こういうパキッとした踊りは合うなあと思いました。


 カルロス・アコスタが演出したこのプロダクション、男性演出だけあって、男性の見せ場が多いです。第1幕のバジルの二つのソロ、また野営の場の「バヤデルカ」の音楽を使ったキトリとバジルのパ・ド・ドゥなど、ヌレエフ版の影響が随所に見られます。第1幕は、男性4人組が出て、舞台を盛り上げるところも少し似ています(アコスタ版では漁師っぽい衣装ですが)。
 特徴としては、舞台上でダンサーが叫んだり掛け声をかけたりするところでしょうか。パンフレットを読む限り、アコスタも自信満々でこういう演出にしたわけではないようですが、個人的には、クラシック・バレエにおいては、基本的にダンサーは無言の方がいいかな…と思いました。



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# by jicperformingarts | 2014-12-31 03:08 | 公演の感想(バレエ) | Comments(0)

HP更新記録(2014.12.31):10~12月サンクト・ぺテルブルク公演予定

2月モスクワの公演予定を作成しました。
1月サンクト・ペテルブルクの公演予定を更新しました。


 モスクワの2月の公演予定のページを作成したほか、サンクト・ペテルブルクの1月の公演予定を更新しました。ミハイロフスキ―劇場は、1月は来日公演がありますので、代わりにサンクト・ペテルブルク・バレエ・シアター(通称タッチキン・バレエ)が「眠れる森の美女」を集中して上演します。ました。マリインスキー劇場の方は、相変わらず公演数が多いので、ミハイロフスキー・バレエが不在でも、観る公演に困ることはなさそうです。




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# by jicperformingarts | 2014-12-31 02:09 | HP更新記録 | Comments(0)

HP更新記録(2014.11.23):1月モスクワ公演予定

1月モスクワ公演予定を更新しました。

 モスクワの1月の公演予定のページを作成しました。1月上旬はロシアも冬休みなので、公演が盛りだくさんです。また、バレエについては、中・下旬にボリショイ劇場で「オネーギン」、モスクワ音楽劇場で「マノン」など、濃い演目が続きます。
 私事ですが、年末年始のロシアの地方劇場巡りのため、現在各地のオペラハウスの公式サイトをチェックしていますが、どの劇場のHPも、とてもおしゃれになったなあと思います。このブログの右柱にリンク集を作っているので、ご興味のある方は是非ご活用ください。




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# by jicperformingarts | 2014-11-23 20:08 | HP更新記録 | Comments(0)

HP更新記録(2014.11.04):11~12月モスクワ公演予定

11月モスクワの公演予定を作成しました。
12月モスクワの公演予定を作成しました。


 モスクワの11~12月の公演予定のページを作成しました。最近。ミハイロフスキー劇場とともに、ボリショイ劇場も子ども向け公演に力を入れているところですが、11月末には「カイとゲルダの物語」初演が予定されています。「アナと雪の女王」にもこの名前のキャラクターが出てきますが、アンデルセンの童話「雪の女王」をオペラ化した作品です。今でもロシアの地方劇場では、時折レパートリーに入っている作品ですが、ボリショイ劇場の新制作というからには、非常にゴージャスな舞台になるのではないでしょうか。
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# by jicperformingarts | 2014-11-04 01:41 | HP更新記録 | Comments(0)

HP更新記録(2014.9.27):10~12月サンクト・ぺテルブルク公演予定

11月サンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。
12月サンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。
1月サンクト・ペテルブルクの公演予定を作成しました。


 マリインスキー劇場は、ボリショイ劇場等の他の主要なオペラハウス中でも公演予定の公表が遅いのですが、シーズン頭にシーズン・チケットを売り出しており、これの対象公演数が多いので、シーズン閉幕までの公演が一部把握できます。ここ数年は、ブログでこのシーズン・チケットの公演をご紹介していたのですが、HP形式の方がやはりわかりやすいので、今年はHPに記載しました。まずは年末の年始のご参考ということで、1月までです。
 なお、10~12月のミハイロフスキー劇場では、怒涛のようにオペラの新制作が続きます。
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# by jicperformingarts | 2014-09-27 14:43 | HP更新記録 | Comments(0)


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モスクワ音楽堂
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チャイコフスキー記念コンサート・ホール(*Moscow Philharmonic Society)
ボリショイ・ザール(*マールイ・ザールと共通)

■その他(編集中)
サンクト・ペテルブルク国立児童音楽劇場
アレクサンドリンスキー劇場
マールイ・ドラマ劇場
ヴォルコフ・ドラマ劇場(ヤロスラヴリ)

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